2023.05.19
『藤井聡太の詰み』で藤井竜王の歩みを振り返ろうのコーナー
『藤井聡太の詰み』の物語部分を紹介します
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
皆さんこんにちは。「挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」でおなじみの編集部島田です。
今回は2023年5月31日発売の『藤井聡太の詰み ~デビューから令和3年度まで~』を紹介したいと思います。
本書は藤井聡太竜王の実戦で詰みの現れた将棋を取り上げ、その詰み手順を解説したものです。藤井先生の詰みの凄さについては以前の記事で紹介しましたので、読んでいただければ幸いです。
藤井聡太の35手詰 投了後の手順に藤井竜王の凄さを見る
本書の趣旨は上記のように棋譜に現れてない藤井先生の詰み手順を堪能する、というものなのですが、それだけでは味気ない本になってしまうと考えました。そこで、詰みの現れた将棋について、その対局の背景や流れも書いてあります。
この部分は私が書かせていただいたのですが、デビューから令和3年度までの藤井先生の歩みを振り返ることができました。当時のドキドキを思い出しましたし、改めてとんでもないことをしてきた方なのだなと感嘆した次第です。
今回はそんな物語部分から私の独断と偏見でいくつか抜粋して紹介したいと思います。
読んでやっていただければ幸いです。
では、いきましょー!
藤井聡太の詰み1 聖夜に舞い降りた天才
(2016年12月24日 竜王戦 加藤一二三九段戦)
なんというめぐり合わせだろうか。
14歳2ヶ月の最年少で棋士になった中学生・藤井聡太四段のデビュー戦の相手は、14 歳9カ月で棋士になった76歳の生きる伝説・加藤一二三九段だった。
この注目の対決に50 人を超える報道陣が詰めかけ、将棋会館は異様な雰囲気に包まれた。
先手となった加藤の▲7六歩に対して藤井の初手は△8四歩。相手の注文をすべて受ける王道の一手で、藤井の将棋に対する姿勢を表す象徴的な手といえる。藤井の棋士人生のスタートだ。
将棋は加藤の最も得意とする矢倉になった。藤井は「相手が加藤先生だから、矢倉で教わりたいと思いました」と振り返っている。
第1図は加藤が▲6三銀を打ち込んだところ。ここでじっと△4三銀と打ったのが加藤をうならせた好手。中学生とは思えない渋い受けの一手でここから藤井が形勢をリードしていった。
第2図が本局のハイライト。ここからどう決めにいくかというところで、藤井の指した手は△8六銀! 中盤の丁寧な指し回しから、勝ちが見えたらフルスロットルでいく、この緩急が藤井将棋の大きな魅力だ。
「藤井聡太の詰み」。
その第1弾はこの歴史的な一局で現れた。
藤井聡太の詰み7 衝撃の20連勝
(2017年6月2日 棋王戦 澤田真吾六段戦)
本局は藤井の29連勝の中でも特に印象深い一局だ。角換わりの難解な攻防を澤田が制し、藤井玉に必至が掛かってしまった。澤田の玉に詰みはないので普通なら万策尽きた、というところだがここからの藤井の執念がすさまじかった。受けがなくなったところから藤井は怒涛の王手ラッシュを開始。澤田は正確に対応を続けていたが、第1図で事件が起こった。ここでは△7五玉と歩を取れば何もなく、藤井の負けだった。しかし藤井のあきらめない気持ちが澤田の指し手を乱す。
△7六同金。
この瞬間に受けなしだったはずの藤井玉が息を吹き返し、藤井の逆転が決まった。以下、一手の余裕を得た藤井が澤田玉に襲い掛かる。
第2図の▲8一飛で後手玉が詰んでいる。
藤井聡太の詰み12 端に追い込む
(2017年7月6日 順位戦 中田功七段戦)
デビューからの連勝記録は30戦目で佐々木勇気五段(現八段)に止められた。藤井にとってプロ初黒星である。
本局はその次の対局。初黒星の後にどういう将棋を指せるか、メンタルの強さが問われる。ここでガタガタと崩れてしまうのか、切り替えて立ち直るのか。
本局の藤井は立ち直るどころか、度胸満点のギリギリの手を連発して勝つことになる。藤井の人間として芯の強さを見せた一局と言っていいだろう。
将棋は中田功七段(現八段)が十八番である三間飛車を採用し、藤井は居飛車穴熊で対抗した。中田の経験豊富な形で第1図は後手が攻めていて調子が良い局面だ。実際、藤井もここでは悪いと見ていたという。
ここから激しいやり取りが合って迎えた第2図。
見ていただければわかるとおり、藤井玉は非常に危ない格好だ。9八に前に進む駒を打たれたら1手で詰んでしまう。しかし、中田は前に進む駒を歩しか持っていない。そして歩を打つのは「打ち歩詰め」の反則だ。藤井は歩以外の前に進む駒を渡すことはないと読み切っており、その読みを信じて指して、勝った。
普通は怖くて選べない順だが、これが藤井聡太。連勝が止まった直後の対局で、安全に勝とうなどと微塵も思わない姿勢がすごい。
藤井聡太の詰み23 桂の乱舞
(2018年1月14日 朝日杯 佐藤天彦名人戦)
朝日杯で本戦トーナメントに進んだ藤井。1回戦で澤田真吾六段(現七段)を破ると、同じ日の午後、2回戦で佐藤天彦名人と対局することとなった。
佐藤とは初手合い。名人と四段による注目の一戦は、愛知県名古屋市の東桜会館にて公開対局で行われた。
勝ったほうが準決勝で羽生善治竜王と対戦するということで藤井も気合いが入っていただろう。
将棋は佐藤が得意戦法である横歩取りに誘導した。この時点で藤井は横歩取りの先手番で0勝3敗となっており、藤井は横歩取りが苦手なのではないか、という説もささやかれていた。しかし、本局で藤井は名人相手に堂々とした戦いを見せ、その説を払拭することになる。
第1図は中央の銀2枚が手厚く、先手の藤井がやや指しやすい局面。ここから▲6八金△6二金▲7九飛が中学生とは思えない落ち着いた手順。金をくっつけて下段飛車の好形を作ってから満を持して▲4五歩と仕掛けた。四段が老獪な手順で名人を追い詰める。
しかし、そう簡単に敗れる佐藤ではない。第2図は佐藤が金と引き換えに桂を奪って、次に△7六桂の両取りを狙ったところ。ここでじっと▲3四歩と突いたのがまた好手だった。△7六桂には▲4四角と手順に飛び出せる。以下も終始落ち着いた指し回しで藤井が名人を圧倒した。
藤井聡太の詰み32 焦点の桂捨て
(2018年6月5日 竜王戦 石田直裕五段戦)
本局は伝説の一手「藤井の△7七同飛成」が誕生した一局。
竜王戦ランキング戦5組の決勝に勝ちあがった藤井は石田直裕五段と対戦した。
角換わりからお互いに妥協しない攻め合いの末に第1図の局面となった。ここで△4七歩!が驚愕の一手。これではいかにも先手玉から遠く、▲6四歩で明快に速度負けするように見える。しかし、この時点で藤井にだけは12手後に発生する絶妙手が見えていた。
△4七歩以下▲6四歩△同銀▲6三歩△同金▲2二と△4八歩成▲7二銀と一直線に進む。▲7二銀で挟撃体制が完成して後手玉は受けが利かない。勢い△8六飛と走るしかないが▲8七歩△7六飛▲7七歩としっかり受けて先手勝ち、と控室では結論が出ていた。
そこで藤井は目の覚めるような一手を放つ。
△7七同飛成――。(第2図)
なんと飛車で歩を食いちぎった。しかしよく見ると飛車を渡してもまだ後手玉は詰まない。そして▲7七同金に△8五桂と跳ねた手がなんと詰めろになっている。ここまで読んでの△7七同飛成、いや、藤井はこの順を12手前から読み切っていた。それがすごい。
以下も難解な手順が続いたが、藤井は一手の余裕を生かして先手玉を寄せ切った。将棋の神に愛された藤井の力を見せつけた一局だった。
藤井聡太の詰み39 玉が役立つ
(2018年9月17日 叡王戦 小林裕士七段戦)
本局は終盤で絶妙手「藤井の▲5七玉」が出た将棋だ。
「藤井の〇〇」は数多く存在するが、▲5七玉はその中でも藤井の勝負師としての側面がよく表れたものと言える。
第1図はその前段階。雁木から藤井が珍しく無理な仕掛けをして、はっきり劣勢に陥った。小林がそのままリードを保ってゴール目前、という場面が第1図だ。ここで△7八成銀▲5八玉△6八成銀▲同玉△7五飛とすれば後手勝ちだった。実戦は第1図から△6八成銀▲同玉△7五飛と7八歩が残った状態で角を取ったため、歴史に残る絶妙手が生じることになる。
▲5七玉(第2図)。
第2図で7八歩がいなければ△7七飛成が王手になった。しかし本譜は歩がいるため△7八飛成。これも先手玉への詰めろなので▲5七玉を指す前と状況は変わりなさそうだが、なんと△7八飛成に▲1三飛成から後手玉が詰んでしまった。つまり、▲5七玉はただ逃げただけのように見えて、詰めろ逃れの詰めろだったのだ。藤井には、見えていた。
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・・・紹介は以上です。ここでは5つの将棋についてとりあげましたが、『藤井聡太の詰み』には全部で104の将棋を収録しています。
詰み手順の解説も面白いですが、物語部分も読んでいただいて、改めて藤井先生のこれまでの棋士人生に思いを馳せていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。(島田) お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
今回は2023年5月31日発売の『藤井聡太の詰み ~デビューから令和3年度まで~』を紹介したいと思います。
本書は藤井聡太竜王の実戦で詰みの現れた将棋を取り上げ、その詰み手順を解説したものです。藤井先生の詰みの凄さについては以前の記事で紹介しましたので、読んでいただければ幸いです。
藤井聡太の35手詰 投了後の手順に藤井竜王の凄さを見る
本書の趣旨は上記のように棋譜に現れてない藤井先生の詰み手順を堪能する、というものなのですが、それだけでは味気ない本になってしまうと考えました。そこで、詰みの現れた将棋について、その対局の背景や流れも書いてあります。
この部分は私が書かせていただいたのですが、デビューから令和3年度までの藤井先生の歩みを振り返ることができました。当時のドキドキを思い出しましたし、改めてとんでもないことをしてきた方なのだなと感嘆した次第です。
今回はそんな物語部分から私の独断と偏見でいくつか抜粋して紹介したいと思います。
読んでやっていただければ幸いです。
では、いきましょー!
藤井聡太の詰み1 聖夜に舞い降りた天才
(2016年12月24日 竜王戦 加藤一二三九段戦)
なんというめぐり合わせだろうか。
14歳2ヶ月の最年少で棋士になった中学生・藤井聡太四段のデビュー戦の相手は、14 歳9カ月で棋士になった76歳の生きる伝説・加藤一二三九段だった。
この注目の対決に50 人を超える報道陣が詰めかけ、将棋会館は異様な雰囲気に包まれた。
先手となった加藤の▲7六歩に対して藤井の初手は△8四歩。相手の注文をすべて受ける王道の一手で、藤井の将棋に対する姿勢を表す象徴的な手といえる。藤井の棋士人生のスタートだ。
将棋は加藤の最も得意とする矢倉になった。藤井は「相手が加藤先生だから、矢倉で教わりたいと思いました」と振り返っている。
第1図は加藤が▲6三銀を打ち込んだところ。ここでじっと△4三銀と打ったのが加藤をうならせた好手。中学生とは思えない渋い受けの一手でここから藤井が形勢をリードしていった。
第2図が本局のハイライト。ここからどう決めにいくかというところで、藤井の指した手は△8六銀! 中盤の丁寧な指し回しから、勝ちが見えたらフルスロットルでいく、この緩急が藤井将棋の大きな魅力だ。
「藤井聡太の詰み」。
その第1弾はこの歴史的な一局で現れた。
藤井聡太の詰み7 衝撃の20連勝
(2017年6月2日 棋王戦 澤田真吾六段戦)
本局は藤井の29連勝の中でも特に印象深い一局だ。角換わりの難解な攻防を澤田が制し、藤井玉に必至が掛かってしまった。澤田の玉に詰みはないので普通なら万策尽きた、というところだがここからの藤井の執念がすさまじかった。受けがなくなったところから藤井は怒涛の王手ラッシュを開始。澤田は正確に対応を続けていたが、第1図で事件が起こった。ここでは△7五玉と歩を取れば何もなく、藤井の負けだった。しかし藤井のあきらめない気持ちが澤田の指し手を乱す。
△7六同金。
この瞬間に受けなしだったはずの藤井玉が息を吹き返し、藤井の逆転が決まった。以下、一手の余裕を得た藤井が澤田玉に襲い掛かる。
第2図の▲8一飛で後手玉が詰んでいる。
藤井聡太の詰み12 端に追い込む
(2017年7月6日 順位戦 中田功七段戦)
デビューからの連勝記録は30戦目で佐々木勇気五段(現八段)に止められた。藤井にとってプロ初黒星である。
本局はその次の対局。初黒星の後にどういう将棋を指せるか、メンタルの強さが問われる。ここでガタガタと崩れてしまうのか、切り替えて立ち直るのか。
本局の藤井は立ち直るどころか、度胸満点のギリギリの手を連発して勝つことになる。藤井の人間として芯の強さを見せた一局と言っていいだろう。
将棋は中田功七段(現八段)が十八番である三間飛車を採用し、藤井は居飛車穴熊で対抗した。中田の経験豊富な形で第1図は後手が攻めていて調子が良い局面だ。実際、藤井もここでは悪いと見ていたという。
ここから激しいやり取りが合って迎えた第2図。
見ていただければわかるとおり、藤井玉は非常に危ない格好だ。9八に前に進む駒を打たれたら1手で詰んでしまう。しかし、中田は前に進む駒を歩しか持っていない。そして歩を打つのは「打ち歩詰め」の反則だ。藤井は歩以外の前に進む駒を渡すことはないと読み切っており、その読みを信じて指して、勝った。
普通は怖くて選べない順だが、これが藤井聡太。連勝が止まった直後の対局で、安全に勝とうなどと微塵も思わない姿勢がすごい。
藤井聡太の詰み23 桂の乱舞
(2018年1月14日 朝日杯 佐藤天彦名人戦)
朝日杯で本戦トーナメントに進んだ藤井。1回戦で澤田真吾六段(現七段)を破ると、同じ日の午後、2回戦で佐藤天彦名人と対局することとなった。
佐藤とは初手合い。名人と四段による注目の一戦は、愛知県名古屋市の東桜会館にて公開対局で行われた。
勝ったほうが準決勝で羽生善治竜王と対戦するということで藤井も気合いが入っていただろう。
将棋は佐藤が得意戦法である横歩取りに誘導した。この時点で藤井は横歩取りの先手番で0勝3敗となっており、藤井は横歩取りが苦手なのではないか、という説もささやかれていた。しかし、本局で藤井は名人相手に堂々とした戦いを見せ、その説を払拭することになる。
第1図は中央の銀2枚が手厚く、先手の藤井がやや指しやすい局面。ここから▲6八金△6二金▲7九飛が中学生とは思えない落ち着いた手順。金をくっつけて下段飛車の好形を作ってから満を持して▲4五歩と仕掛けた。四段が老獪な手順で名人を追い詰める。
しかし、そう簡単に敗れる佐藤ではない。第2図は佐藤が金と引き換えに桂を奪って、次に△7六桂の両取りを狙ったところ。ここでじっと▲3四歩と突いたのがまた好手だった。△7六桂には▲4四角と手順に飛び出せる。以下も終始落ち着いた指し回しで藤井が名人を圧倒した。
藤井聡太の詰み32 焦点の桂捨て
(2018年6月5日 竜王戦 石田直裕五段戦)
本局は伝説の一手「藤井の△7七同飛成」が誕生した一局。
竜王戦ランキング戦5組の決勝に勝ちあがった藤井は石田直裕五段と対戦した。
角換わりからお互いに妥協しない攻め合いの末に第1図の局面となった。ここで△4七歩!が驚愕の一手。これではいかにも先手玉から遠く、▲6四歩で明快に速度負けするように見える。しかし、この時点で藤井にだけは12手後に発生する絶妙手が見えていた。
△4七歩以下▲6四歩△同銀▲6三歩△同金▲2二と△4八歩成▲7二銀と一直線に進む。▲7二銀で挟撃体制が完成して後手玉は受けが利かない。勢い△8六飛と走るしかないが▲8七歩△7六飛▲7七歩としっかり受けて先手勝ち、と控室では結論が出ていた。
そこで藤井は目の覚めるような一手を放つ。
△7七同飛成――。(第2図)
なんと飛車で歩を食いちぎった。しかしよく見ると飛車を渡してもまだ後手玉は詰まない。そして▲7七同金に△8五桂と跳ねた手がなんと詰めろになっている。ここまで読んでの△7七同飛成、いや、藤井はこの順を12手前から読み切っていた。それがすごい。
以下も難解な手順が続いたが、藤井は一手の余裕を生かして先手玉を寄せ切った。将棋の神に愛された藤井の力を見せつけた一局だった。
藤井聡太の詰み39 玉が役立つ
(2018年9月17日 叡王戦 小林裕士七段戦)
本局は終盤で絶妙手「藤井の▲5七玉」が出た将棋だ。
「藤井の〇〇」は数多く存在するが、▲5七玉はその中でも藤井の勝負師としての側面がよく表れたものと言える。
第1図はその前段階。雁木から藤井が珍しく無理な仕掛けをして、はっきり劣勢に陥った。小林がそのままリードを保ってゴール目前、という場面が第1図だ。ここで△7八成銀▲5八玉△6八成銀▲同玉△7五飛とすれば後手勝ちだった。実戦は第1図から△6八成銀▲同玉△7五飛と7八歩が残った状態で角を取ったため、歴史に残る絶妙手が生じることになる。
▲5七玉(第2図)。
第2図で7八歩がいなければ△7七飛成が王手になった。しかし本譜は歩がいるため△7八飛成。これも先手玉への詰めろなので▲5七玉を指す前と状況は変わりなさそうだが、なんと△7八飛成に▲1三飛成から後手玉が詰んでしまった。つまり、▲5七玉はただ逃げただけのように見えて、詰めろ逃れの詰めろだったのだ。藤井には、見えていた。
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・・・紹介は以上です。ここでは5つの将棋についてとりあげましたが、『藤井聡太の詰み』には全部で104の将棋を収録しています。
詰み手順の解説も面白いですが、物語部分も読んでいただいて、改めて藤井先生のこれまでの棋士人生に思いを馳せていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。(島田) お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
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