竜王戦決勝トーナメントベスト4進出者を決める戦い ▲梶浦宏孝七段-△羽生善治九段戦は現在対局中 藤井聡太二冠-山崎隆之八段戦は10日対局|将棋情報局

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竜王戦決勝トーナメントベスト4進出者を決める戦い ▲梶浦宏孝七段-△羽生善治九段戦は現在対局中 藤井聡太二冠-山崎隆之八段戦は10日対局

羽生九段と梶浦七段は昨年も決勝トーナメントで対戦。前回は羽生九段が制したが、今回は果たして

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豊島将之竜王への挑戦権を目指す、第34期竜王戦(主催:読売新聞社)決勝トーナメントが進行中。7月9日には▲梶浦宏孝七段(4組優勝)-△羽生善治九段(1組4位)戦が東京・将棋会館で、10日には藤井聡太二冠(2組優勝)-山崎隆之八段(1組3位)戦が関西将棋会館で行われます。勝者はベスト4に進出です。

▲梶浦七段-△羽生九段戦は昨年の決勝トーナメントの再戦です。前回も梶浦七段(当時六段)が先手となり、横歩取りの将棋となりました。両者激しく攻める熱戦を制したのは羽生九段。挑戦者決定三番勝負に勝ち上がり、さらに七番勝負まで駒を進めたのでした。

昨年はベスト4で激突した両者でしたが、今年はトーナメントの一つ低い位置での対戦となりました。本局の勝者は1組優勝の永瀬拓矢王座と挑決三番勝負進出を懸けて戦います。

10時に始まった対局は、角換わりの将棋になっています。後手の羽生九段は飛車を4筋に転回し、専守防衛の構え。梶浦七段が攻め切ることができるか、それとも羽生九段が反撃を決めるか、というのが見どころになりそうです。

明日、10日には反対側の山の一戦、藤井二冠-山崎八段戦が行われます。両者の対戦成績は、山崎八段の1勝0敗。わずか1戦とはいえ、山崎八段は藤井二冠が負け越している数少ない棋士の一人です。

2018年9月に行われた対局では、先手の藤井二冠(当時七段)が角換わり早繰り銀を選択しています。藤井二冠が最後に先手番で角換わりを採用したのは、20年7月の第61期王位戦七番勝負第1局。もう1年以上指していません。山崎八段は相掛かりを得意にしているため、藤井二冠が先後どちらになっても戦型は相掛かりが最有力でしょう。

藤井二冠-山崎八段戦の勝者は、挑決三番勝負進出を懸けて久保利明九段(1組2位)-八代弥七段(2組2位)の勝者と対戦します。


第34期竜王戦決勝トーナメント表

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