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羽生善治九段の今期王座戦が始まる 王座は羽生九段が19期連続24期獲得したタイトル

二次予選2回戦の佐々木勇気七段戦。戦型はなんと羽生九段の角交換振り飛車

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第69期王座戦(主催:日本経済新聞社)二次予選2回戦の▲佐々木勇気七段-△羽生善治九段戦が2月18日に東京・将棋会館で行われています。

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羽生善治九段の王座戦戦績。19連覇は圧巻

第40期王座戦で福崎文吾王座(当時。以下同)から奪取して以降、19連覇を達成した羽生九段。第59期で渡辺明竜王に敗れるも、翌60期ですぐさま奪い返して5連覇。王座と言えば羽生九段という時代が平成の大半でした。

ところが第65期で中村太地六段相手に失冠後は、なかなか活躍ができていません。久しぶりに王座戦五番勝負の舞台で羽生九段を見たいというファンも多いことでしょう。

羽生九段の第69期開幕戦は、対佐々木七段戦。振り駒で後手番になった羽生九段は、4手目に△5四歩と着手。久々のゴキゲン中飛車の採用かと思われましたが、6手目に△3二飛と転回して三間飛車を選択しました。

この角道を開けた三間飛車を羽生九段が採用するのは初のこと。佐々木七段も意表を突かれたことでしょう。

羽生九段は反対側の先手番を2度持ったことがあります。最初は2017年の第58期王位戦七番勝負第3局の対菅井竜也七段戦。この戦型の創始者である菅井七段が、タイトル戦の大舞台で羽生九段にぶつけたのです。その将棋は羽生九段が勝利したものの、タイトルは菅井七段が奪取を果たしました。

2度目は昨年11月のA級順位戦、対佐藤康光九段戦です。この将棋も先手の羽生九段が勝利したものの、終盤での逆転勝ちでした。戦法の優秀性を感じて、本局での採用に至ったのでしょうか。

角交換から互いが陣形を整備している最中と思われた局面で、佐々木七段が角を手放し、桂頭を狙いにいきました。この角が働くかどうかが本局の明暗を分けるでしょう。

持ち時間5時間の本局は、本日夜の終局となる見込みです。勝者は二次予選決勝に進出し、佐藤康九段-中村太七段戦の勝者と対戦します。

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王座戦と言えば羽生九段。羽生九段と言えば王座。というファンも多い

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