将棋情報局

里見香奈女流四冠の素晴らしさについて ~等身大で生きるということ~

こんにちは。「それでも地球は回っている」でおなじみの編集部島田です。

今回は現在予約受付中の里見香奈女流四冠の新刊『里見香奈 イナズマの一手』を紹介します。




・・・と思ったんですが、最近里見先生とお仕事でご一緒させていただくことが多く、その人間的な素晴らしさに魅了されたため、僭越ながらその辺の思いを綴っていきたいと思います。

すでにお気づきのことかと思いますが、若干気持ち悪い感じになることをお許しください(笑)。


里見香奈女流四冠とは藤井猛九段と一緒にやっていただいた『大山康晴全集』の発売記念イベントを皮切りに、『藤井猛全局集』の発売記念動画、将棋年鑑インタビュー、『村山聖全局集』発売記念動画、そして『里見香奈 イナズマの一手』発売記念動画と、短期間のうちにずいぶんお会いする機会がありました。女流棋界のすでにレジェンドであらせられる方ですので、こんなにたくさん出演してくださって本当にありがたいことでございます。

さて、里見女流四冠というと皆さんはどういうイメージをお持ちでしょうか? 私は「ストイックな方」という印象を持っていました。将棋にその身を捧げているというか。

特に印象的なのは『平成28年版 将棋年鑑 2016』の特集。4人の女流棋士に36の質問をぶつけるというものでした。その中の一つ、「生まれ変わったら何になりたいですか?」という質問に対して、里見先生の答えが

もう一回自分に生まれ変わって将棋を頑張りたい。

というものでした。・・・泣きましたね、これには。

この印象が強かったので、さぞかし真面目でストイックな方なのだろうな、と思っておりました。

思っていたんですが、違ったんです。

すごくお茶目で明るくて、気さくな方だったんですよね。

これにはびっくりしました。今年の将棋年鑑のインタビューを読んでいただいた方ならわかると思うんですが、終始笑顔ですよ。妹の里見咲紀女流初段が出雲大社と一緒(離れて初めて良さがわかった)というくだりなんか、大笑いでした。

しゃべっていてもよく笑う方ですし、冗談も言う。かなりいい意味で裏切られました。

中でも特に素晴らしいなと思うのは、いつも等身大で生きてらっしゃるということ。見栄を張らずに、サイズの大きい服を着ていない感じ。常に、里見香奈のままでいること。これはなかなかできることじゃないなと思いましたね。

私もそうなんですけど、大体、自分を少しでもよく見せようとするものじゃないですか。ましてや仕事でたまにしか会わない人に等身大で接するなんて怖くてできません。
それが里見先生の場合、こんな私に対してもまっすぐに向き合ってくださるので、逆に申し訳なく思ってしまうくらいです。

具体的に里見先生に言われたことで特に印象的だったのが、詰将棋早解きチャレンジの動画を撮影した際に、事前の打ち合わせで私が「もし全然解けない問題が出てきたらどうしましょう?」と冗談交じりに言ったんですが、そのとき里見先生が「いや、それでもいいです。ありのままの自分を見てほしいです」っておっしゃったんです。

どんだけ素晴らしい人なんだよ・・・、ふいに涙が襲ってきましたね。たぶん、私「ありのままの自分を見てほしい」って死ぬまで言える自信ないです。
これまで自分に対しても人に対しても誠実に、正直に生きてきた人だけが言えるセリフだなぁと素直に感動しました。なので、私の中であの詰将棋早解きチャレンジの動画は、誰が何と言おうと神動画です。

ぜひ皆さんも里見先生の飾らない、真剣に悩んでいる姿を見てほしいですね。

と、いうわけで今なら里見先生のサイン本と神動画がセットで買える豪華版が予約できますので、ぜひご購入を(笑)

期せずして流れるような告知をしてしまいましたが、皆さんの里見先生への印象が少しでも変わったならうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。


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