将棋情報局

「次の対局に向けて立て直す」棋士のリフレッシュ法とは?

落ち込んだときの気分転換の方法を、棋士の皆様のアンケートからご紹介します。

将棋は対局者のどちらかが負けるゲーム。さらに、新記録である公式戦29連勝を果たした藤井聡太七段といえど2019年度勝率は約8割。永遠に勝ち続けられる棋士など存在しません。しかし棋士は負けてもずっと落ち込んでいるわけにもいきません。次の対局に向けて準備を進めなければならないからです。次の対局に勝つために棋士はそれぞれオリジナルの気分転換をしていることでしょう。そこで、将棋棋士がどんな気分転換をしているのか、『将棋年鑑2018 棋士名鑑アンケート』の「負けが込んだ時の気分転換法はありますか?」の回答から一部ご紹介します。(以下カッコ内敬称・肩書略)

以下、棋士に人気の5つの気分転換法をご紹介します。

とにかく寝る(谷川浩司)
ふて寝(佐藤康光)
寝る(井出隼平)
死んだように眠って、翌朝生きていることに感謝する(高見泰地)

ほか

睡眠でリフレッシュということですね。気分転換としては最もシンプルかもしれません。

クラシック音楽・映画・ドラマ・サッカー・アニメ鑑賞・買い物など(佐藤天彦)
お笑い番組を見る(中村太地)
テレビ、ネット碁、マンガ(渡辺明)
漫画(キングダム、ゴールデンカムイが好きです)(永瀬拓矢)

ほか

本や音楽、テレビなどで気分転換するパターンです。趣味に没頭する時間は辛いことも忘れさせてくれます。

泳ぎ込み(田中寅彦)
運動(佐々木大地)
運動をする(大石直嗣)
卓球やビリヤードなどで遊びます(三枚堂達也)

ほか

身体を動かすとストレス解消だけでなく、健康にも良いので一石二鳥です。

酒(日浦市郎)
酒を飲む(勝っても飲む)(小倉久史)
美味しいものを食べる(杉本昌隆)
好きなものを食べる(伊藤真吾)

ほか

お酒や食事でリフレッシュ。食事は元気の源ですね。

勉強するしかないような気がします(深浦康市)
負けた将棋の研究(佐藤和俊)
気分転換は意味がありません。勝ちたかったら努力するだけ(脇謙二)
気分転換はしない。努力する(三浦弘行)

ほか

ストイックな回答をいただきました。次の将棋で勝つことが最高の気分転換ということでしょう。
 

以下、少数回答をご紹介します。
 

猫とたわむれる(浦野真彦)
無邪気な動物は心の癒しですね。

自分の勝局を並べる(豊島将之)
自信を取り戻すという意味でしょうか。

詰将棋を創る(北浜健介)
詰将棋作家としても活躍されている北浜八段。将棋のストレスは将棋で解消。

負けがこまない生活をしているので、分かりません(菅井竜也)
こんなに羨ましいことはないです。

 

以上、棋士の気分転換法をご紹介しました。読者の皆様もぜひ参考にしてリフレッシュしてみてください。

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負けがこまないと回答した菅井竜也八段


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