将棋情報局

まさに絶品チーズバーガー! 大山イベントで生まれた珠玉の藤井語録

神イベント内で飛び出した藤井猛九段の名言、その一部を紹介します。

皆様こんにちは。冬でもアイス、夏でももつ煮込みの将棋情報局藤井です。

 

今年4月、大山康晴全集 プレミアムブックス版発売を記念し、出演:藤井猛九段&里見香奈女流四冠(当時)の豪華キャストで開催された「大山康晴全集発売記念イベント」。

神回となったこのイベントを2時間19分の動画にした、

大山康晴全集 プレミアムブックス版【動画】

その一部(※9分弱)を切り取ったダイジェスト版は、もうご覧いただいたでしょうか。

まだの方は、以下からぜひどうぞ。

『大山康晴全集 プレミアムブックス版』発売記念イベント ダイジェスト版

 

本ページでは2時間超にわたる動画の中から、藤井九段による名言を、(ごく一部なのですが)3つ紹介したいと思います。

 

まずは、序段でのこのひと言です。

 

「丸山さんが全集を勧めてくれなかったら今の僕はなかった」

 

『大山康晴全集』が出たのはちょうど四段に昇段した頃だと言う藤井九段。

当時はプロになりたてで収入もそれほど多くはなく、

「正直、高いから買う気がなかった」

そうです。

しかし、仲が良く頻繁に将棋を指していた同じく四段当時の丸山忠久九段は「即買い」したと聞き、「お金がある人は違うな」と感じたそう。

丸山九段からの

「何で買わないの?」

という質問に、

「だって高いじゃない」

と答えると目を丸くされ、

「1局勝てばモトがとれるじゃない」

と返されたと言います。

そのひと言で思い直し購入した藤井九段が、その何年後かにトップ棋士となったのはみなさんご存じの通りです。

『大山康晴全集』だけが原動力ではないことは明らかですが、とりあえずこれは、丸山九段に感謝ですね。

 

次は棋譜解説1局目、第48期A級順位戦 ▲高橋道雄―△大山康晴戦の解説冒頭で出た、このひと言。

 

「三段ってほら、とがってるじゃないですか。だからあんまりねえ、(大山十五世名人を)尊敬してないんですよ」

 

第1局のセレクトは藤井九段が唯一、大山十五世名人の対局の記録係を務めたという大山―高橋戦。

藤井九段は当時、奨励会三段。四段昇段を目指す若者がとがっているのはある意味当然のことでしょう。

それにしても、なんと大胆なご発言!

よく聞く「威圧感」も特に感じなかったそうで、藤井九段には、

「お茶をいれたら "ありがとう" と言ってくれるし、普通のおじいちゃん」

に見えたそうです。

ちなみに、四段昇段・プロの仲間入りをし、全集を並べてからは尊敬するようになったとのこと。念のため。

当時、あこがれの大山十五世名人の記録が取れるんだという考えがなかったことを後悔しつつも、今となってはいい思い出と振り返っています。

 

最後は、棋譜解説の後に行われた質問コーナーでのひと言です。

 

「藤井聡太君と話す機会があって、"振り飛車指すなんて考えたことない"って言ってましたからね」

 

「振り飛車はプロ的には厳しいですか」という質問に、なぜプロは居飛車党が多数派で、振り飛車党が少数派なのかについて、藤井九段は自論を披露します。

「プロになる人間はだいたい子供の頃、地域で無敵。子供の頃に終盤がむちゃくちゃ強くて勝つのが当たり前な子にとって、序盤なんて何でももいいんです。だから居飛車でいいんですよ。居飛車でちょちょっと指して勝って、あえて飛車を振る必要がないままプロになる人が多いんですよね」

なるほど。

「僕は将棋覚えるのも遅かったし町で一番でもなかったんで、序盤で工夫したほうが勝つきっかけが得られますから。だから僕は振り飛車じゃなきゃちょっと勝てなかったというのが正直なところですね」

そうなのですね。何か信じられません。

しかし、この説が正しければ、聡太七段は・・・

確かに「あえて飛車を振る必要がないままプロになった」人ですよね。

プロになってからも居飛車一筋ですもんね。

でも・・・

猛九段、里見女流五冠の振り飛車をこれからもいっぱい見たいのはもちろんのこと・・・

1局でもいいから聡太七段の振り飛車も見てみたいと思うのは筆者だけでしょうか。

 

以上、大山康晴全集発売記念イベントに出演の藤井猛九段による名言の、ごく一部を紹介しました。

実は、2つめの「尊敬していない」のくだりは、一番最初に置いたYouTubeにも収録されていますので、見ていない方はぜひ確認してくださいね。

2時間19分の動画は↓↓↓こちら↓↓↓からご購入できます(税込1,080円)

大山康晴全集 プレミアムブックス版

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著者

藤井草平(著者)