矢倉で勝つための7つの鉄則と16の心得
発売日:2016-09-14
販売元:マイナビ出版
判型:四六判
ページ数:224ページ
難易度:初級~中級
ISBN:978-4-8399-6075-9
★サイン本は完売しました
「矢倉囲いができれば初段」という言葉がありますが、囲いの手順だけ覚えれば良い、と思ってはいけません。棒銀、右四間飛車、矢倉中飛車、スズメ刺し・・・、いろいろな戦略に対応する力が大事になります。「対応力」というのは、一手一手交互に指す将棋では実は一番大事なことです。その力を付けるには矢倉戦はうってつけなのです。(まえがきより)
本書は将棋の各戦法において、定跡手順を覚えるのではなく、その考え方(=心得)を身につけることを主眼とする「将棋の考え方シリーズ」の第5弾、矢倉編です。
まえがきにあるように矢倉をきちんと指すためには原始棒銀をはじめとする急戦に対応する力が必要です。逆に言えば、そのような対策を身につけて矢倉が指せる人は、十分初段の力がついているといえます。本書は矢倉の駒組みから始まり、序盤の急戦への対応、さらに中盤の進め方の方針や終盤での考え方まで丁寧に解説。個々の場面での指し手を示すのではなく、どのような考え方で指し進めていけばよいかが解説されているので、相手に変化された場合でも幅広く応用が効く内容となっています。
まさに矢倉で勝つための鉄則と心得が網羅された内容で、この一冊を読めば自信を持って矢倉が指せるようになるはずです。
著者プロフィール
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佐藤 慎一(さとう・しんいち)
1982年8月16日生まれ 東京都練馬区出身
1994年9月 6級で故・剱持松二九段門
1999年10月 初段
2008年10月1日 四段
2015年1月16日 五段
正統派居飛車党で矢倉、角換わりを得意とする。2015年、第28期竜王戦で5組昇級。
将棋連盟の将棋会館道場のこどもスクールでは長年講師を努めている。
本書が初の著作となる。
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