「勝ち」に直結する 将棋・終盤の総手筋
発売日:2016-12-14
販売元:マイナビ出版
判型:文庫判
ページ数:456ページ
難易度:初級~中級
ISBN:978-4-8399-6158-9
「いくら序盤、中盤が良くても、終盤が悪くては、勝つことはできません。棋友同士で『あいつは、序盤はうまいが、終盤が甘いからなあ』といわれる人と『あいつは、序盤はまずいが、終盤がしっかりしているからなあ』といわれる人がおります。前者は仲間から軽く見られている場合であり、後者は仲間から恐れられている人です。終盤の強さイコール将棋の強さでもあるわけです」(まえがきより)
本書は関根茂九段による終盤の名著「終盤の総手筋」と「スッキリ明快詰将棋」の2冊を合わせて1冊の文庫として復刊したものです。第1部「終盤の総手筋」では将棋に勝つために絶対に必要な寄せと詰みの手筋を総まとめにして解説したもの。関根九段が例題を出しながら手取り足取り教えてくれるので読むだけできちんと理解できますし、すぐに実戦で使うことができます。
第2部「スッキリ明快詰将棋」では元の書籍から3~7手詰を抜粋し、108問収録しています。第1部で学んだ手筋を使って問題を解くことで、さらに手筋の理解が深まります。
序盤・中盤はうまくいくのに、いつも終盤で負けてしまう、もっと終盤が強くなりたいという方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
著者プロフィール
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関根 茂(せきね・しげる)
昭和4年11月5日、東京都葛飾区の生まれ。公務員(農林技官)を務め、アマ強豪として有名だった。
26年1級で(故)山川次彦八段門。
27年初段、28年四段、59年九段。平成14年引退。
33年度、第3回高松宮賞受賞。39年度、第4期棋聖戦挑戦、大山に2─3で敗退。44年度の第19回NHK杯戦、49年度の第1回棋王戦、51年度の第8回早指し選手権戦で準優勝。
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