杉本流相振りのセンス|将棋情報局

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講座 相振り飛車

杉本流相振りのセンス

発売日:2013-11-26

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:256ページ

難易度:初級~中級

ISBN:978-4-8399-4912-9

著者であり、相振りのスペシャリスト、杉本七段は言っています。



「角筋を止めない振り飛車が大流行している。3手目▲7五歩の三間飛車や初手▲5六歩の中飛車、または角道オープン四間飛車など全てそうだ。必然的に相振り飛車戦も角交換型が増加。結果、今まででは見られなかった出だしの相振り戦も多くなっている」(まえがきより)相居飛車と違い、相振り飛車には中飛車、三間飛車、四間飛車、向かい飛車といったバリエーションがあり、さらに相手の振る位置も同じだけあるため、その組み合わせは多岐にわたります。しかも最近大流行の角道を止めないタイプの振り飛車の出現によって相振り飛車の戦場は複雑さを極めています。



ではどうすればいいか?



杉本七段の解答はこうです。



「定跡から外れても、乱戦になっても『相振り感覚』があれば、道に迷わない。」(同上)



どんな形にも共通する相振りの感覚=センスというものがあり、それらを知っていれば未知の局面でも十分対応できるのです。

そして、その相振りのセンスを記したものこそが本書です。



代表的な形の定跡手順を解説しつつ、まとめ部分で登場する32の相振りのセンスをすべて体得してください。そうすれば相振り飛車という大海原に放り出されても勝利という名の目的地に必ずたどり着けるはずです。

著者プロフィール

  • 杉本昌隆

    杉本昌隆七段

    1968年11月13日名古屋市出身

    1990年10月1日四段

    2006年2月10日七段

    主な著作に「相振り飛車の教科書」(日本将棋連盟)「相振り革命」「新相振り革命」「相振り革命3」「相振り革命最先端」「振り飛車党宣言」「端歩位取り穴熊」「相振り飛車レボリューション」(マイナビ)「杉本流四間飛車の定跡」「中飛車戦法」(創元社)など