横歩取り勇気流
- 佐々木勇気(著者)
発売日:2024-04-24
販売元:浅川書房
ページ数:288ページ
難易度:中級~有段
涙あり、笑いあり、佐々木勇気八段の人柄あふれるユニークな定跡研究書
勇気流は、著者が創案し育て上げた横歩取りの新ジャンルで、升田幸三賞を受章した本格派です。どのようなきっかけでそれを思いつき、育て上げる過程でどんなドラマ──まさかという手、奇跡的な局面、笑ったり泣いたり──があったのか。公式戦はもちろん、VSや研究会で指した将棋も踏まえ、惜しみなく披露します。
「あとがきに代えて」では、29連勝で止めたあの一局を、初めて、本人がじっくり語ります。
本書は、島朗九段『角換わり腰掛け銀研究』を意識しつつ執筆されました。基本的に厳粛な定跡研究書ですが、きっと泣いたり笑ったりする箇所もたくさん出てくるはず。「勇気流」の人柄を感じさせる、すばらしくユニークな本になりました。
※本書は2020年5月に刊行された『横歩取り勇気流』を電子化(PDF)した商品です。
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目次
まえがき
プロローグ
第1章 互いに譲れない変化 8二飛~2二銀型
第2章 持久戦から作戦勝ちへ21手目3五飛
第3章 中段飛車の戦い方 2三銀~3四歩型
第4章 飛車角交換の攻防 3三金型
第5章 気になる変化のその先 2七角型
第6章 手得から具体的な良さへ 8五飛型
第7章 飛車のぶつけ、飛車の転回 7六飛型
第8章 後手積極策への対応 5二玉~7四歩型
第9章 新しい感覚と力戦 6二玉型
第10章 定跡と力戦の総合型 7六飛~8六飛型
あとがきに代えて
著者プロフィール
-
佐々木勇気(著者)
1994年、ジュネーブに生まれる。埼玉県三郷市で育つ。 2004年、小4で小学生将棋名人戦優勝を果たす。同年6級で石田和雄九段門。 2010年四段。 2014年五段。2017年六段。2018年七段。2023年八段。 第3期加古川青流戦優勝(2013年度)。 2016年度、最多対局賞。 2017年度、升田幸三賞受賞。 2023年3月、順位戦A級昇級。第73回NHK杯将棋トーナメント優勝(2023年)
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