レールという地に足のついたインフラ ~徹底ガイド!北海道新幹線まるわかりBOOK | マイナビブックス

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レールという地に足のついたインフラ ~徹底ガイド!北海道新幹線まるわかりBOOK

2016.02.15 | 地図書籍編集部

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 2016年3月26日、北海道新幹線・新青森~新函館北斗が開業します。昨年の北陸新幹線開業ほど盛り上がらないのでは、という声もありましたが、テレビCMも増えてきて話題になってきていますね。JR北海道、JR東日本のCMのほかにも缶コーヒーのCMにも北海道新幹線が登場しています。

JRの各駅でも新幹線で函館へ行こう!的なコーナーも出来つつあります。


首都圏とある駅の北海道新幹線パンフレット

 北海道新幹線というと、飛行機の方が早いじゃないか(東京発の場合)という声をよく聞きます。新幹線は東京~新函館最速4時間02分。飛行機は羽田~函館1時間20分、羽田まで行く時間を含めても確かに飛行機の方が早いです。

 とはいえ、飛行機は運行が天候に左右されやすいという問題があります。飛行機の悪天候時の欠航はしばしば目にします。その点、鉄道は運転休止というのは一時的なことに終わる場合が多いようです。 東北新幹線の定時運行率(定時±1分未満)は毎年95~96%で、1列車あたりにすれば遅延は平均20秒程度というデータもあるそうです。

 下り列車の話ばかりで恐縮ですが、東京からはともかくとして大宮駅からの乗車となれば羽田へ行く心理的負担から逃れて列車1本で函館まで行くことができるのは朗報ですし、仙台、盛岡からとなれば新幹線の時間的な恩恵は十分です。レールという地に足のついたインフラでつながるというのは時間的なものを超える安心感があるのではないでしょうか。
 列車1本で乗り換えなし、目的地まで行くことのできる気楽さを感じることができる、函館はそんな場所になります。

 北海道にとっては初めての新幹線、開業に先立ち北海道新幹線の車両H5系の技術としくみ、新規開業の各駅、各駅を利用する観光案内など、その魅力と楽しみかたを紹介する「徹底ガイド!北海道新幹線まるわかりBOOK」が発行されます。