マナティ

プログラミング的思考を伸ばそう『Scratchでたのしく学ぶプログラミング的思考』

プログラミング教育必修化にさきがけ、オススメの一冊を紹介いたします。

はじめに

小学校のプログラミング教育必修化のスタートはもう目前。
プログラミング教育というと、まるでプログラマー養成講座のように聞こえがちですが、プログラミング教育がめざす未来は、プログラミングを学ぶことによって論理的に物事を考えられる子供たちを育てること。

とはいえ、保護者の方からするとプログラミング教育なんて未知の世界。子供たちがどんなことを学んでいくのか気になる保護者の方々も大勢いるはずです。そこで、今日はお子さんと一緒にプログラミングを学べる一冊を紹介いたします。

Scratchでたのしく学ぶプログラミング的思考

 

本書では、コンピューターの仕組みからアルゴリズムとデータ構造、モデル化とシミュレーションまでプログラミング的思考をしっかりと学ぶことができます。
サンプルページをご覧いただくとわかるように、[アルゴリズムとデータ構造]の章は、「問題解決のための方法と手順」、[モデル化とシミュレーション]は「ものごとの仕組みを単純化する、未来を予測する」とわかりやすく言い換えられており、小学生のお子さんがすんなり学習できるようになっているのも嬉しい仕様です。


サンプルページ一覧
  • 目次1
  • 目次2
  • 目次3
  • サンプル
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イラストで彩られたページに総ルビ……と、お子さんが自分で興味をもって読み進められる趣向がこらしてある一方、内容は子供向けと侮るなかれ。
本書では「シミュレーション」や「論理的推論」など、類書の子ども向けプログラミング書籍では避けられがちなテーマにも踏み込んでいます。類書での学習を終えて、2冊目をお探しの方にもおすすめです。

そもそもプログラミング教育とは論理的思考能力を育てること。
子供たちがこの先学校でどんな学習をするのか、一緒に学習したい保護者の方はもちろん、プログラミングは苦手でこれまで避けてきたという方にも自信をもってご紹介したい一冊です。

イベントの紹介

本書の著者である鷲崎 弘宜さん、齋藤 大輔さん、坂本 一憲が登壇するイベントが2月13日(木)13:05~13:50に開催されます。本書の紹介だけでなく、今後の開発者の家庭や地域コミュニティとプログラミング(的思考)教育のあり方などのお話もあるとのこと。興味のあるかたは、下記URLをご参照ください。

●若年層におけるプログラミング的思考の学びの場づくりと動機づけ
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20200213/session/2378/

鷲崎弘宜(著者)
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授、国立情報学研究所客員教授、(株)システム情報 取締役(監査等委員)、(株)エクスモーション社外取締役。ビジネスと社会のためのソフトウェアエンジニアリングおよびプログラミングの研究、教育、社会実装に従事。プログラミング学習環境やルーブリックの調査研究プロジェクトG7プログラミングラーニングサミット主宰。IoT・AIの社会人教育事業enPiT-Proスマートエスイー事業責任者。

齋藤大輔(著者)
早稲田大学基幹理工学部情報理工学科 講師(任期付)。博士(工学)。プログラミングが与える学習効果に関する研究に取り組んでいる。しごと能力研究学会 理事。 マイクロソフト認定教育イノベーター。東洋英和女学院大学非常勤講師。

坂本一憲(著者)
WillBooster合同会社 CEO。早稲田大学 研究院客員准教授。国立情報学研究所 客員助教。東京大学・東京工業大学 非常勤講師。株式会社リビングロボット アドバイザー。IPA/経産省 未踏スーパークリエーター。プログラム解析・プログラミング教育・動機づけ研究等に従事。

著者プロフィール

Manatee編集部(著者)