色のマーケティング学 なぜ、未亡人は美しく見えるのか?
シーアンドアール研究所
- 芳原信(著者)
世の中の、すべてのものに色が付いています。特に、人為的に作られた品物の場合、その色に決まった経緯が存在します。商品が売れたり、事業が成功したりという現象の中には、色の効果が影響していることも少なくありません。
本書は、色(色彩)を戦略的にマーケティングに取り入れるための書籍です。一般的なカラーコーディネイトの書籍とは異なり、色が人間の心と体に与える影響や、色にまつわる社会現象、自然界の色の法則などを、日常の目線で説明し、「色」の効果を解き明かします。また、書籍の導入部分では、未亡人が美しく見える理由や、女王様のムチの色、歳をとると田舎暮らしをしたくなる理由など、読者の興味をそそる話題を交えて説明をしています。
目次
●第1章世の中は「色」仕掛けに溢れている
●第2章「会社・お店・施設」の驚きの「色」仕掛けを解明する
●第3章毎日出会う色の「あ、そうだったのか!」を解明する
●第4章街の中で見かける「色」の秘密を解明する
●第5章売れる色とはどんな色なのか?
著者プロフィール
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芳原信(著者)
芳原信(よしはらまこと)
1960年、東京都生まれ。編集者・ライター。
1985年、編集・企画プロダクション入社。1992年よりCD-ROM付き雑誌の草分け的存在、宝島社「遊ぶWindows」創刊に参加。創刊より60号までの編集長を勤める。98年、オフィス・サウス設立に参加。以降(株)リコーのサイト、日立製作所のサイトにて、連載コ ラム執筆。日立サイト内にて連載した色彩をテーマにしたコラム「色々あります」が好評を得、色をテーマにした講演活動を行う。
著書は「ソフトウェア著作権はやわかり」(日経新聞社刊)、「知的財産権入門」(宝島社刊)、「今どきの子はこう育つ」(日経新聞社刊)、「やめたいことをやめる本」(執筆・大和書房刊)ほか多数。
【担当編集者から】
書籍のタイトルだけ見るとアダルトな本に見えますが、「色(色彩)」をビジネスで利用するための知識や考え方を解説した、れっきとしたカラーマーケティング本です。日常的に目にする「色」を引き合いに出しながら、「色」と「人間」の関わりを解き明かしているので、読み進めるうちに、「なるほど、そうだったのか」と相づちを打ちたくなるのではないでしょうか。ビジネスを成功させるために、もっとも効果的な色を探る、ビジネスツールとしてお勧めの一冊です。(遠藤直樹)
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