目にやさしい大活字 SUPERサイエンス インフルエンザウイルスと人類の戦い
シーアンドアール研究所
- 長谷川秀樹(著者)
【本書は、B5判の文字が大きくて読みやすい、目にやさしい大活字版です。】
毎年、冬になると始まるインフルエンザの予防接種。インフルエンザウイルスとは何者で、毎年、どこからやってくるのでしょうか。なぜ、冬になると流行するのでしょうか。
同じようにウイルス性の病気である水ぼうそうや天然痘は、一度ワクチンを接種すれば発症を抑えることができますが、インフルエンザウイルスは毎年、新しいウイルス型に変化して人類の前に立ちふさがります。なぜ、インフルエンザは次々と新型が現れるのでしょうか。
あたかも、知恵と意志を持って、人類の医学との戦いを挑んでいるかのようにみえるインフルエンザウイルスの謎に迫ります。
目次
●Chapter.1インフルエンザウイルスとは何者なのか?
●Chapter.2インフルエンザウイルスの構造と種類
●Chapter.3進化するインフルエンザウイルスの変遷
●Chapter.4インフルエンザウイルスで発症するしくみ
●Chapter.5インフルエンザウイルスで発症する病気
●Chapter.6インフルエンザの予防と治療
●Chapter.7経鼻ワクチン開発の舞台裏
著者プロフィール
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長谷川秀樹(著者)
長谷川 秀樹(はせがわひでき)
1967年埼玉県生まれ。93年北海道大学医学部卒業、97年北海道大学大学院医学研究科博士課程修了。その間、95年~97年米国ロックフェラー大学、及びアイルランド、ユニバーシティー・カレッジ・ダブリンに留学。その後、97年から国立感染症研究所感染病理部研究員、2002年から同主任研究官、03年から同室長、09年より国立感染症研インフルエンザウイルス研究センター室長。横浜市立大学医学部微生物学教室 客員教授、早稲田大学理工学院 非常勤講師、慈恵医科大学微生物学教室 非常勤講師、東京大学大学院薬学研究科 非常勤講師。新型インフルエンザに素早く対応でき、鼻に一吹きするだけの画期的な新ワクチンである経鼻ワクチンを開発。
【担当編集者から】
「毎年インフルエンザが違っているのはなぜなのか?」「ワクチンにはどんな効果があるのか?」というような、素朴な疑問の解消はもちろんのこと、インフルエンザの構造や予防の仕方までわかります。一般の人向けに、やさしく理解できるように書かれた科学読本です。
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