電子書籍ビジネス調査報告書2024
インプレス
電子コミック・Webtoonの動向を詳細に解説
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、デジタルコンテンツのニーズは高まり電子書籍の利用は急速に拡大した。しかし、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行とともにリアルへ消費が戻り消費者の余暇の過ごし方も多様化している。生活がコロナ以前に戻りつつある中で、インフレが進み消費マインドが低下するなど電子書籍市場への追い風はなくなり市場成長は緩やかになっている。電子書籍ストアやアプリにおいては、マーケティング力やグループ力、作品力の高さ等により引き続き成長をしているところと、苦戦を強いられているところの差がより顕著になってきている。
一方、電子書籍が一般化する中で、多メディア展開やECとの連動などを見据え電子コミックをベースとしたIP戦略が重視されるようになり、各プレイヤーがどのようにオリジナルコンテンツに取り組み、ビジネスを展開しているかにも注目が集まっている。また、Webtoonと呼ばれる縦スクロールのコミックについてもようやく日本産の作品でヒットが生まれ始めている。
本調査報告書は、電子書籍市場について、市場規模、国内及びアメリカの電子書籍分野で理解すべき最新動向、各関連プレイヤーの動向、ユーザーの電子書籍の利用動向など多角的に分析している。さらに、本年度版では電子コミック及びWebtoonの動向、IP展開の起点とも言えるウェブ小説に関して詳細な解説を掲載している。また、ユーザー調査においては、スマホユーザーを対象とした電子書籍の利用率調査、電子書籍利用者に限定して利用実態を聞く調査の二本立てとなっている。
発売日:2024-07-25
ページ数:328ページ
目次
表紙
読者アンケートのお願い
はじめに
掲載データの取り扱いについて
目次
掲載資料一覧
第1章 電子書籍の市場規模
第2章 国内の電子書籍ビジネスの最新動向
第3章 電子コミック・Webtoonの最新動向
第4章 ウェブ小説の最新動向
第5章 米国の電子書籍ビジネスの最新動向
第6章 電子書籍ストア・サービスの動向
第7章 モバイルユーザーの電子書籍利用実態
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奥付
著者プロフィール
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落合早苗(著者)
O2O Book Biz株式会社代表取締役社長
一般社団法人日本出版インフラセンター特別委員 アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)センター長
出版社、IT関連会社などを経て、2004年より電子出版事業に従事。 -
真柴涼(著者)
Bunshun Tech ZERO合同会社 所属
書店員・コミック専門の出版社を経て現職。 -
まつもとあつし(著者)
ジャーナリスト・コンテンツプロデューサー・研究者(専修大学文学部ジャーナリズム学科特任教授)
NPO法人アニメ産業イノベーション会議(ANiC)理事長/日本アニメーション学会理事 -
菊池健(著者)
一般社団法人MANGA総合研究所所長/マスケット合同会社代表
マンガ・アニメ業界カンファレンスIMARTの主催、IP市場調査、個人としてマンガ・アニメ企業の顧問など。 -
飯田一史(著者)
出版社勤務を経て、ライターに。Yahoo!ニュース個人オーサー。
著書に『ウェブ小説の衝撃』(筑摩書房)、『ウェブ小説30年史』『マンガ雑誌は死んだ。で、どうなるの?』(星海社新書)、『「若者の読書離れ」というウソ』(平凡社新書)、『いま、子ども本が売れる理由』(筑摩選書)などがある。
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