目にやさしい大活字 音楽の花束を治療に添えて ~震災後の熊本にて~|Tech Book Zone Manatee

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目にやさしい大活字 音楽の花束を治療に添えて ~震災後の熊本にて~

シーアンドアール研究所

【本書は、B5判で文字が大きくて読みやすい目にやさしい大活字版です。】
熊本地震が発生して、今年でまる三年がたちます。復興は着実に進んでいるものの、未だ多くの人が仮住まいを続けているなど、まだまだ震災の傷跡は多く残っています。
本書は、震災後の熊本に12年ぶりに横浜から帰ってきた医師である著者が、【本書は、B5判で文字が大きくて読みやすい目にやさしい大活字版です。】熊本の病院で心身ともに傷つき体調を崩してしまった患者さんたちに寄り添い、音楽の持つ力でなぐさめ、安らぎや喜び、そしてエネルギーを与え次々と笑顔に変えていく心温まるお話です。
前作「ベッドサイドに音楽を、患者さんに笑顔を」の続編として、熊本の患者さんたち一人ひとりの被災の様子、その後の体調変化、そして音楽が彼らにもたらしたもの。報道などでは知ることがなかった被災地の本当の姿を語ります。

発売日:2021-08-31

ページ数:128ページ

目次

●プロローグ
●第1章 「がまだしもん」
●第2章 「鞠と殿様」
●第3章 「子犬のワルツ」
●第4章 「荒城の月」
●第5章 「トロイメライ」
●第6章 「憧れのハワイ航路」
●第7章 「ノクターン」
●エピローグ

著者プロフィール

  • 白川 妙子(著者)

    長崎市出身、熊本大学医学部卒業。卒業後熊本大学第一内科入局。関連病院勤務を経て1993-94年ドイツThoraxklinik-Heidelberg客員医師。帰国後は国立療養所再春荘病院呼吸器内科、国立療養所菊池恵楓園内科に勤務する傍ら、気管支鏡を用いた超音波検査法の開発に携わる。2004年49歳にして学位(医学博士)取得。同年4月神奈川県川崎市の聖マリアンナ医科大学呼吸器・感染症内科に招かれ首都圏へ移住。同科の講師・副部長を務める。2011年9月川崎市のたま日吉台病院・分院(当時)へ移動。同院にて院内コンサートなどの様々な音楽活動を展開。2014年4月聖マリアンナ会東横惠愛病院の内科部長として赴任。2016年6月震災後間もない熊本に帰り、現在熊本市内の民間病院呼吸器内科医長。
    大学入学後にバイオリンを始め、熊本大学フィルハーモニーオーケストラ、熊本交響楽団で活動したが、妊娠を機に中断。2005年聖マリアンナ医科大学管弦楽団に加わり約20年ぶりにオーケストラ活動を再開。2016年8月熊本交響楽団バイオリン奏者として復帰。
    2015年4月よりピアノを大沼岳彦氏に師事。四十数年ぶりのレッスン再開に至ったいきさつを大沼氏への書簡形式で記した著書「ベッドサイドに音楽を、患者さんに笑顔を」(2016年C&R研究所)が好評を博す。2019年4月には同著を自ら英訳した”MUSIC for BEDSIDE SMILE for PATIENTS”が同社より出版された。
    その他の著書として「気管支鏡による超音波検査法(共著)」(1999年金芳堂)”Clinical Chest Ultrasound (co-author)”(2009, Karger),「子どもと暮らしたハイデルベルク」(2001年日本図書刊行会)、等。

  • 白川 麻衣子(イラスト)

    熊本県菊池郡合志町(現合志市)出身。幼少期より絵画、工作に才能を現わす。20歳で舞踏に出会い、身体表現に生きがいを見出す。以後、原田伸雄氏の下で研鑽を積み、舞踏青龍会(福岡県)の舞踏ダンサーとして国内外で舞台を踏み、喝采を得る。一方、絵画も自己表現の一つとして育み続け、初めて手がけた「ベッドサイドに音楽を、患者さんに笑顔を」のイラストが好評を博す。著者の長女。

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