Fusion 360 実践ガイドブック|Tech Book Zone Manatee

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Fusion 360 実践ガイドブック

マイナビ出版

現場のプロによる、Fusion 360究極モデリングテクニックを一挙紹介!

Autodesk Fusion 360のモデリングテクニックを、プロフェッショナルが徹底解説。
日産自動車にてプロダクトデザインを手がけていた著者が、デザイン視点からモデリングとレンダリングを詳しく解説していきます。
カメラ、ドローン、自動車など、機械系プロダクトのサンプル制作過程を見せながら、演習していける内容となっています。
特に自動車については、3つの章を使ってじっくり解説しており、プロの技をしっかり学べるようになっています。

章立ては以下のようになっています。
Chapter1 デジタルファブリケーションの未来
Chapter2 カメラの3Dスケッチ
Chapter3 フォームモデリング
Chapter4 カーモデリング スクエア&シャープボディ
Chapter5 カーモデリング スリーク&エモーショナルボディ
Chapter6 カーモデリング パーツモデリング

モデル素材をダウンロードできますので、それを使って書籍内容を試しながら進めていくことができます。
また、書籍だけでわかりにくい箇所については、解説の動画も用意していますので、書籍とデータ素材と動画とで、多面的に学ぶことができます。

スタートアップ、デザインに関わる人、工学系の学生必見の、Fusion 360バイブルです。スキルアップ、レベルアップしたい人のための1冊!

発売日:2020-04-30

ページ数:448ページ

目次

Chapter1 デジタルファブリケーションの未来
1 マルチスキル化
1-1 ハンドスケッチワーク
1-2 2Dから3Dへのトランスレーション
1-3 ハッピーアクシデントの再現
2 リピートプロトタイピング
2-1 高速に試行錯誤する
2-2 スケッチフェーズでの気づき
2-3 コンセプトモデリングでの気づき
2-4 3Dプリントでの気づき
3 Fusion 360を活用したプロフェッショナルの仕事
3-1 Brand:Cleer EDGE PULSE インナーイヤーヘッドフォン
3-2 慶応SDMが挑むハイパーループ・ポッド・コンペテション
3-3 オフグリッド型コネクティドスマートハウス OUTPOST PROJECT
3-4 株式会社日南 デザインセンター人材育成プログラム

Chapter2 カメラの3Dスケッチ
1 キースケッチ
1-1 イメージの選択
1-2 目標のイメージ
2 基本ボディモデリング
2-1 ボディの材取り
2-2 ソリッドボディから削り方向のモデリング
2-3 レンズ部分の作成
2-4 フィレットの作成
3 レンズのモデリング
3-1 画像を参考にシンプルな形を表現
3-2 レンダリングで色分け・画像マッピングする部位の準備作業
4 マッピングとレンダリング
4-1 マッピング
4-2 レンダリング

Chapter3 フォームモデリング
1 キースケッチ
1-1 3面図
1-2 デザインを読み取る
2 3面図をテンプレート化
2-1 サイドビューのセットアップ
2-2 トップビューのセットアップ
2-3 フロントビューのセットアップ
3 ボディのモデリング
3-1 基本型を作成する
3-2 スプラインカーブから面を押し出す
3-3 上面の作成
3-4 側面の作成
3-5 下面の作成
3-6 前後面の作成
3-7 テンションの均一化
3-8 ボディの編集
3-9 フロント翼の作成
3-10 尾翼の作成
3-11 フロント翼の調整
3-12 ボディ断面の調整
3-13 プロポーションのバランス調整
3-14 フロント翼の折り曲げ
3-15 胴体サイドの断面修正
3-16 フロント翼の根本を修正
3-17 フロント翼の先端カーブの玉成
3-18 リアエンドスポイラーの玉成
3-19 モータースクリューの作成
3-20 フィンの作成
3-21 水平翼の作成
3-22 スクリューの羽の部位を作成
3-23 キャビンのチューニング
3-24 キャビンの分割
3-25 完成形状
4 ビジュアライゼーション
4-1 ビジュアライゼーション機能の概要
4-2 マテリアル
4-3 確認のためのレンダリング
4-4 レンダリング
4-5 環境の設定
4-6 固定の設定
4-7 カメラの設定
4-8 マッピングの設定
4-9 画面の演出

Chapter4 カーモデリング スクエア&シャープボディ
1 カーモデリングの基本のワークフロー
2 テンプレートのセットアップ
2-1 サイドビューのテンプレート
2-2 テンプレートの配置
3 基準線(平面曲線)の作成
3-1 基本のボディラインを作成
3-2 基本曲線の押し出し
3-3 平面曲線を作るための平面作成
4 ボディサイドの作成
4-1 事実上のスタート
4-2 サイドの制作
5 サイドウィンドウ面の作成
5-1 サイドウィンドウの基本部分を作成
5-2 ウィンドウトリムを作成
6 リアホイールオープニングの作成
6-1 基本の線を作成
6-2 フェンダーフレア(ホイールアーチの張り出し形状)
7 フロントホイールオープニングの作成
8 カウルトップの作成
8-1 ミラー複製
8-2 フロント、リアのフェンダー修正
8-3 その他パーツの修正
8-4 カウルトップの作成
9 ホイールアーチ端面の作成とボディサイドの断面調整
9-1 ホイールアーチ端面の作成
9-2 ボディサイドの断面調整
10 フロントエンドとリアエンドの作成
10-1 フロントエンドの作成
10-2 リアエンドの作成
11 カウルトップ・キャビンの製作
12 キャビンの分割
12-1 キャビンを分割
12-2 インテリアの処理

Chapter5 カーモデリング スリーク&エモーショナルボディ
1 メインキャラクターの変更
1-1 ショートカットスタート
1-2 フェンダー部分の変更
1-3 サイドウィンドウの作成
2 スターポイントの処理
2-1 スターポイントの確認
2-2 スターポイントの特性と改善方法
3 ボディサイドとシルスポイラーの作成
3-1 ボディの断面の調整
3-2 シル下端面の調整
4 ホイールオープニング面の作成
4-1 ホイールオープニング面に新しいエッジを作成
4-2 エッジの挿入
5 ボンネットバルジの作成
5-1 フードバルジの方向付け
5-2 バルジ線の調整
6 フロント・ルーフ・リア面の作成
6-1 ボディを繋ぐ
6-2 フロント部分の面出し
6-3 リアの面出し
7 上面のウィンドウディテールの作成
7-1 上面全体の調整
7-2 キャビンの修正
8 リアバンパーのディテール作成
8-1 ディテールを加える
8-2 ゼブラ解析でチェック
8-3 レンダリングで全体を確認

Chapter6 カーモデリング パーツモデリング
1 ボディの変換とホイールインナーの作成
1-1 ボディ変換でエラーが発生した場合の対策
1-2 ボディ下の加工
1-3 フロントグリル&ランプ類の制作
2 バンパーディテールの制作
2-1 ディテールの制作
2-2 バンパーのフィレットRと面取りの制作
3 ヘッドランプアウターとターンランプの制作
3-1 ヘッドランプアウターの制作
3-2 ターンランプの制作
4 ヘッドランプインナーの制作
4-1 ヘッドランプインナーの基本モデルを作成
4-2 LEDユニットの制作
4-3 LEDリングのディテール制作
4-4 ランプシリンダーにローレットカットを作成
5 リアコンビランプの作成
5-1 ランプのコピーと調整
5-2 リアコンビランプフィニッシャーの制作
5-3 リアバンパーディテールの作成
5-4 マフラーの制作
6 ボディ周りのチューニング
6-1 ボディの詳細Rを作成
6-2 ウィンドウ周りの制作
6-3 オーバーフェンダーの作成
6-4 ドアハンドルの作成
6-5 パーティングラインの作成
6-6 フェンダーミラーの作成
7 レンダリング

著者プロフィール

  • 猿渡 義市(著者)

    1965年東京都葛飾生まれ、Urbandesign college/Car design科卒
    1990年日産自動車株式会社に入社。2006年から日産デザインヨーロッパ(ロンドン)へ海外赴任。アドバンスデザイン・QASHQAI2010年モデルを担当。2009年帰国後、グローバルデザインセンターInfinitiブランドのエキスパートデザイナーとなる。2013年、日産デザインのサテライトスタジオ・Creative Box(原宿)に出向。2015年、25年間勤務した日産自動車を退職。
    2015年、商品開発総合支援企業株式会社日南にクリエイティブスタジオを創設しデザインディレクターに就任。2018年取締役・デザイン本部長に就任。

    受賞歴
    2002年 日本グッドデザイン賞受賞 小型乗用車[マーチ・K12]日産自動車
    2003年 ドイツレッド・ドット・デザイン賞受賞 小型乗用車[マイクラ・K12]日産自動車
    2012年 中国ベストコンセプトカー受賞 上海モーターショーInfiniti Ethereaconcept 日産自動車
    2019年 ドイツIFデザイン賞 ジェネレーティブデザインによるエンジンECUケースデザイン開発DENSO2019年日本
    2019年 日本グッドデザイン賞受賞 ジェネレーティブデザインによるエンジンECUケースデザイン開発DENSO