人工知能のための哲学塾|Tech Book Zone Manatee

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人工知能のための哲学塾

ビー・エヌ・エヌ新社

ゲームAI開発を牽引する三宅陽一郎氏が解説。世界、自己の認識のあり方から人工知能に迫る待望の一冊!

「人工知能は、いつ主観的世界を持ち始めるのか?」

本書はこの問いを巡って、人工知能を成り立たせるための哲学・思想的背景(工学やコンピュータサイエンスではなく)について、ゲームAI開発者として数多くの実績のある三宅陽一郎氏が解説する一冊です。
人工知能は「私」というものを持ちうるのか? そうならばそれはいかにしてか? 「世界」とは何か? そして「身体」とは何か? 人間の世界認識/自己認識の軌跡を濃密に辿りながら人工知能に迫ります。
Facebookで1,500人が参加するコミュニティ「人工知能のための哲学塾」にて開催されてきた連続夜話が待望の書籍化!

発売日:2018-02-08

ページ数:320ページ

目次

本書の全体像
知をめぐる冒険(犬飼 博士)

まえがき

第一夜 フッサールの現象学
1 人工知能のための哲学
2 キャラクターの人工知能の最新モデル
3 フッサールの現象学入門
4 デカルトの哲学入門
5 フッサールの現象学
6 現象学の人工知能への応用

第二夜 ユクスキュルと環世界
1 知能と身体の関係
2 ユクスキュルの生物学
3 ギブソンの生態学的心理学
4 人工知能における主体と客体
5 ベルンシュタインの運動学
6 ベルクソンの哲学

第三夜 デカルトと機械論
1 まえおき―数学、物理学、認識―
2 分析哲学の系譜
3 分析哲学から人工知能へ

第四夜 デリダ・差延・感覚
1 まえおき―デリダと人工知能―
2 構造主義
3 構造主義/ポスト構造主義と人工知能
4 意識と無意識と人工知能

第五夜 メルロ=ポンティと知覚論
1 身体と知能
2 人工知能に身体感覚を与える
3 人工知能に運動感覚を与える
4 人工知能に主観的環境を与える

あとがき(大山 匠)

付録 関連年表
付録 第五夜グループディスカッション

著者紹介

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