2018.09.13
ワタクシ藤原鉄頭が、幸せを追い求めて(それもアプリ頼みで)試行錯誤する日常を取り上げていきます。
ベッドから落ちて…
先日、就寝中にベッドから落ちた。幸い大したことはなく、腕に小さな青アザができた程度だったが、おかしなもので落ちたあとは、いつになく熟睡することができた。多分、全身を打ったことで、体の余計な力が抜けたんじゃないかと思う。翌日、久しぶりにすっきりした頭で朝を迎えることができて、たまにはベッドから落ちるのも悪くないなと思ったが(それくらい清々しい朝だった)、そう何度も落下するわけにはいかない。ここはひとつ、ベッドから落ちるよりも、もっと手軽にリラックスできるアプリを探してみることにした。
今回注目したのは「ASMR」というワードだ。「ASMR」とは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、日本語では「自律感覚絶頂反応」と、取りようによってはちょっとエッチな響きがしなくもない名称になる。見て、聴いて、触れて、刺激を受けたとき、それが引き金となって、ゾクゾクっとしたり、心地よさを感じる生理的反応のことである。
ASMRの引き金は人それぞれで、ある人にとっては心地よいものが、他の人にはそうでもないことがある。たとえばワタクシはアニメ声が苦手なので、あの手の声で囁かれても少しも心地よくないが、好きな人にはそりゃーもうたまらないことは想像に難くない。逆に女性のハスキーボイスが個人的には引き金なのだが、魔女や老女みたいと嫌う人もいるだろう。
また美容室や理髪店で顔や髪にタッチされるとゾクゾクッとしたり、心地よさのあまり寝てしまうのもASMRなんだそうである。女性の理髪師に顔を当たってもらうとき、胸のあたりが触れてドキドキするのは、単なるスケベ心かもしれないが。