2017.05.11
watchOS 3.2
意図せぬ点灯を防ぐ新機能「シアターモード」
アップルウォッチは傾きを検知するセンサを搭載しており、普段は消灯していますが、手首を返して文字盤を見ようとすると点灯する仕組みになっています。普通の腕時計と異なるこの「点灯」は、映画館など光を気にしないといけない場面ではばかられるものです。
watchOS3.2から新たに搭載された「シアターモード」は、この点を改善した、いわばアップルウォッチのマナーモードのようなものです。アップデート後、設定画面から仮面が2つ並んだシアターモードのアイコンをタップすると動作し、オンになっている間は手首を返しても文字盤が点灯しません。また、音量もミュートされ、通知はタプティックエンジン(Taptic Engine)の振動のみとなります。
画面をタップするかデジタルクラウンを押せば、シアターモード中でも文字盤を点灯させることができます。シアターモードを解除するには、再び設定画面でアイコンをタップします。
アップルウォッチはつい普通の腕時計の感覚で使ってしまいますが、実際には液晶ディスプレイですから、暗い場所での発光には注意する必要があります。光や音が邪魔になる空間では、シアターモードを積極的に活用しましょう。
シアターモードのオン/オフを切り替えるには、まずアップルウォッチの文字盤を下から上にスワイプしてコントロールセンターを開きます。右下の仮面のマークをタップすると、オン/オフを設定できます。
シアターモードをオンにすると、文字盤上部にステータスアイコンが表示されます。この状態では自動的に消音になり、手首を返しても文字盤が点灯しません。