2016.11.17
iPhone 7からイヤフォンジャックが非搭載となったことをきっかけに、「ワイヤレスオーディオ」がより身近になりました。ここでは、アップルユーザに最適なワイヤレスイヤフォン/ヘッドフォンを紹介します。
コーデックはしっかりチェック
ブルートゥースは、パソコンやスマホ、周辺機器などを無線で接続するための規格です。しかし、一口にブルートゥースといっても、バージョンやクラス、プロファイルなどによって性能や機能は変わります。ブルートゥースについての基礎的な知識は上にまとめたので参考にしてください。
さて、このブルートゥースが最近ではイヤフォンやヘッドフォンでもサポートされ始め、MacやiPhoneと接続して音楽をワイヤレスで楽しめるようになっています。ブルートゥースを使ってオーディオ信号のやりとりに使われるのは、「A2DP」というプロファイルです。また、プロファイルと並んで大事なのが音声の圧縮方式(コーデック)で、これが音質を左右します。当初は「SBC」が主流で音質はよくありませんでしたが、近年ではより優れた圧縮方式であるAACやaptXが登場。aptXはアップル製品では基本的に非対応(Macは非公式で対応)なので、AACに対応した製品を選ぶのがアップルユーザの基本です。