第17回 洗練されたアートワークでロープの謎解きを楽しもう|MacFan

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藤原鉄頭の明日のためのアプリ

第17回 洗練されたアートワークでロープの謎解きを楽しもう

文●藤原鉄頭

ワタクシが幸せを追い求めて(それもアプリ頼みで)試行錯誤する日常を取り上げていきます。

 

 

 

そこにロープ

そこにロープがあれば、見事な手さばきで観客の目を欺くのがマジシャン。そこにロープがあれば、ピアノだって吊り上げるのが運送屋。そこにロープがあれば、バーンと投げ飛ばされてビヨ~ンと戻ってくるのがプロレスラー。そこにロープがあれば、亀甲縛りで責めるのが緊縛師。とかく人はそこにロープがあると、何かをせずにいられない。いやぁ私はそんなことありませんよとおっしゃるアナタ、いえいえアナタはまだ知らないだけなのかもしれませんヨ、ロープの奥深い世界を…。

とまぁ、往年のミステリー番組「ヒッチコック劇場」のような思わせぶりな書き出しで始まりましたが、そういえばヒッチコック監督には「ロープ」という作品があって、全編をワンカットで撮った風に見せる実験的な演出を行ったことで有名。それから「ヒッチコック劇場」といえば、その翻訳は若き日の団鬼六によるもの。『花と蛇』で知られるSM官能小説の第一人者で、彼の作品にはやっぱりロープ(縄)が付きものだ。こうして話がつながっていくのもロープならではの不思議…カモ。




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