2015.09.20
Innovation 4 内蔵ストレージ
本当の「快適さ」と「安心」を提供するためのただ1つの選択肢
ハードディスクはコンピュータの内蔵ストレージとして長年スタンダードな存在でしたが、今やその「弱点」がノートブックの泣きどころになっています。
その1つが「速度」です。ハードディスクの記憶容量は年々増え続けていますが、データをメモリやCPUに受け渡す転送速度は数年目立った向上がありません。結果、ハードディスクの速度がボトルネックになりマシン全体のパフォーマンスが伸び悩むという問題が起きています。
もう1つが「耐久性」です。ハードディスクは内部に「プラッタ」と呼ばれるレコードのような記録部分を持っており、ここに磁気ヘッドでデータを書き込みます。プラッタは外周部分が一番アクセス速度が速くなるため優先的に使われますが、そのぶん磨耗も早くなります。また、モータや軸といった可動部分の経年劣化も避けられません。「大容量・高速回転」を突き詰めていくと寿命が短くなるという問題を抱えているのです。