NEW MacBook ノートの革新|MacFan

特集

次世代を担う12インチモデルが登場! 刷新したAirとProとの違いは?

NEW MacBook ノートの革新

文●今井隆加藤勝明栗原亮氷川りそな

もっとも軽く、もっともコンパクトなMacが新しい体験を生む
4月10日より発売開始価格は14万8800円から!

 

"もっとも軽く、もっともコンパクトなMacBook"を目標とした新MacBookは、既存のチップセットやディスプレイといった部品に最新の技術を積極的に採用して、徹底的にダウンサイジングを行っただけでなく、空間を最大限に利用できるようにバッテリの形状を変え、それに合わせてボトムケースも極限まで薄く、複雑に掘削加工されるなど「再発明」と呼んでも差し支えがないレベルまで、ありとあらゆる方法で徹底的に軽量、薄型化を追及している。

アップルの「再発明」はこれだけではない。キートップの保持構造を見直しながら大型化してよりタイピングしやすくしたキーボードや、薄型化されたゆえにメカニカルパーツのスペースに余裕がないことを逆手にとったタプティックエンジン搭載の感圧タッチトラックパッド、そして徹底してポート類をそぎ落として電源とUSBポートを兼ねる「USBタイプCコネクタ」を採用するなど、単なる最適化ではない、初代iMacに匹敵する野心的なアプローチもふんだんに盛り込まれている。

これは、アップルのノートブックの代表格である「MacBook Air」の名を冠していないことからもわかるが、今までのスタイル踏襲するのではなく、もう一度すべての要素を見直した「ノートブックの再発明」というアップルのエンジ二アたちの次世代への挑戦であることを意味している。「2015年」はノートブックの歴史に、また1つ新たなマイルストーンが刻まれた年として後の世に語り継がれるだろう。