iPhoneのメモリを圧迫する[その他]領域を削減する|MacFan

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iPhoneのメモリを圧迫する[その他]領域を削減する

文●編集部

iOS端末は、長く使うとiTunesで同期した際に[その他]の黄色い領域が多くなっていく。下手をすると数GBにも達して、本体のメモリを圧迫していることがある。これを手軽に削減するにはどういった方法があるだろうか。



「その他」の中身をユーザ側から特定する方法はないが、iOS側のアプリが一時的に記録したデータなどですでに不要となったものが多い。一番確実な方法は初期化したあとにバックアップから復元することだが、これだと時間がかかり面倒だ。そこで、まずはお手軽に可視化されている項目から見なおそう。
肥大化しやすいものとしては、まずサファリのキャッシュ(Webサイトデータ)が挙げられる。

[設定]→[Safari]→[詳細]→[webサイトデータ]

ここでサファリの全Webサイトデータを消去することができる。



他にも「メッセージ」など各アプリごとのデータを同様に消去することで、容量を減らすことは可能だ。しかし数GBにも及ぶ場合は、個別のアプリによるデータではなく、同期の失敗や何かしらのトラブルにより、使われていない動画や音声などのゴミデータが容量を圧迫していることがある。

完全に初期化、復元する前に以下の方法も試してみよう。

・iOSデバイス自体を再起動する。(ホームボタン+電源ボタンを同時に長押し)
・iTunesに接続した状態で、iOS側を再起動する。



それでも変化が見られない場合は一度Macとの接続を解除し、再度iTunes上で容量の変化がないか確認する。
軽度の症状であれば、これだけで大幅に容量が削減される場合がある。