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不要なファイルを削除してHDD容量を増やす

文●編集部

使わなくなったアプリケーションをそのままにしておくのはハードディスクドライブ(HDD)容量の無駄だ。通常、アプリケーションを削除する場合は、[アプリケーション]フォルダから直接ゴミ箱に捨てるか、アプリケーションに用意されているアンインストーラを利用すればいい。ただ、アプリケーションによってはこれらの作業をしてもキャッシュファイルや設定ファイルがHDDに残ってしまっている場合がある。できるだけHDDに不要なファイルを残さずにアプリケーションを削除するには、どうすればよいだろうか?

【アプリケーションのキャッシュや設定ファイルを削除する方法】
ファインダの[移動]メニューからユーザ(デフォルトではホーム)フォルダを選択し、[ライブラリ]フォルダを開く。この中の[Caches]フォルダにアプリケーションのキャッシュファイルが保存されている。使わなくなったアプリケーションの名前を探して削除していこう。ただし、間違って必要なアプリケーションのフォルダを削除しないように注意しよう。

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[Caches]フォルダの中身。アプリケーションごとにファイルとフォルダが並んでいる。

アプリケーションの設定ファイルは、同じく[ライブラリ]フォルダ内の[Preferences]に保存されているので、アンインストールしたアプリケーションのファイルを削除する。使っているアプリケーションのフォルダは削除しないように注意するべし。

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[Preferences]フォルダの中身。よく見ると、ソフトによっては数MB単位のファイルがある。

使用環境によってどの程度の容量を減らせるかは変わってくるが、筆者の場合には、これらの作業で445MBもの容量を確保することができた。