デジタルマガジンの時代にDVD-ROMって…|MacFan

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デジタルマガジンの時代にDVD-ROMって…

文●編集部

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12号分のMac FanをDVD-ROMにまとめた「Mac Fan縮刷版DVD-ROM 2012」の事前予約を実施中です。皆さんの中には「NewsstandやマガストアなどのデジタルマガジンでMac Fanが読めるのに、今なぜDVD-ROMなのか」と首をかしげる人もいるでしょうが、この「縮刷版」は、Newsstandなどのデジタル版とはまったく別のアプローチの製品なのです。

そもそも縮刷版という言葉は、新聞の紙面を縮小してまとめた「新聞縮刷版」から来ています。過去の記事をアーカイブ化して手元に保管しておき、必要な記事をいつでも読み返せるというのが縮刷版の魅力。Mac Fanの縮刷版も、まさにそうしたニーズに応えるために誕生しました。

まず、DVD-ROMという製品によってデータを「所持」できるという点は、現状のデジタルマガジンとの大きな相違点です。今後、使っているMacが変わっても、iPhone、iPadが変わっても、DVD-ROMがあれば(読み込める環境があれば)、いつでも利用できます。

しかも、PDFで収録しているというのも大きな魅力です。この先どのようにデジタル環境が変化しても、PDFを閲覧できる環境はそう簡単になくならないでしょう。…まあ、この魅力は後付けなのですが。実は縮刷版の企画段階では、FLASHやHTMLによるナビゲーションも検討に上がりましたが、結果としてはPDFがベストな選択だったと思います。

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さらに、デジタルならではの魅力として、強力な記事検索機能は欠かせない要素です。「初期化」とか「起動しない」といったキーワードで収録記事をまとめて検索できるのです。DVD-ROMからでも検索できますが、Mac内にインストールすればかなり快適な速度で検索できますよ。ちなみに、前年度版、前々年度版の縮刷版をインストールしているMacなら、すべてまとめて検索が可能です。

そうそう。今回の縮刷版は収録内容も豪華です。12号分のMac Fan本誌に加え、4点の特別付録冊子、さらにはムック本も3点収録しました。今までの縮刷版DVD-ROMが昔を懐かしむ「メモリアル収録」を付けていたのに比べ、今回は実用性を追求しました。どんな特別冊子、ムックが付いているのかは、ぜひ縮刷版DVD-ROM特設ページでご確認ください。