2012.08.21
2012年8月21日、東京・日本橋でエプソンがビジネス向けのインクジェットプリンタ／複合機の発表会を行いました。今回発表された製品は、A4カラー複合機「PX-675F」「PX-605F」「PX-535F」「PX-505F」、A4カラープリンタ「PX-205」「PX105」、A4モノクロ複合機「PX-K751F」、A4モノクロプリンタ「PX-K701」「PX-K150」の9種類とかなり多く、エプソンのビジネス分野への力の入れ具合がわかる発表会でした。
ちなみに、各製品の発売日はカラーモデルが9月20日、モノクロモデルが11月初旬予定。また、それぞれの価格としては、エプソンの直販サイトで、以下の写真の価格を予定しているとのことです。
各製品の機能の詳細は、マイナビニュースに譲るとして、http://news.mynavi.jp/pc/peripheral/今回注目だったのが、「エプソンコネクト」というサービス。これは、プリンタから離れた場所からでも、印刷を可能にするというもので、以下の6つの機能から成り立っています。
1.4.5.6は昨年のモデルから対応していたので、新機能は2と3になります。2はスキャンしたデータを指定のクラウドサービスに送付する機能、およびスキャンしたデータをネットワーク越しに指定したプリンタ（メールアドレスが付加されているプリンタのみ指定可能）で出力する機能となります。3については、外出先にあるパソコンにプリンタドライバを導入して、自宅や会社にあるプリンタにリモートでプリントをするというもの。ただし、残念ながら3はMacには未対応となっています。
もともとパソコンの周辺機器としてスタートしたインクジェットプリンタですが、デジカメからのダイレクトプリントに続き、ここ1、2年でスマートフォンやクラウドを対象とした機能の追加が主流になってきています。
この発表会で、コンシューマー向けのインクジェットプリンタ「カラリオ」シリーズの発表会が8月29日に行われるとのアナウンスもありました。今回発表されたエプソンコネクトの新機能が、カラリオにも搭載されるのかどうか楽しみです。
