2012.05.29
2012年5月29日、ソフトバンクモバイルとウィルコムの新端末の発表会が開催されました。ソフトバンクといえば先日900MHz帯が総務省より割り当てられましたが、この周波数帯は7月25日より利用を開始し、2012年内には政令指定都市すべてで利用できるようするとのことでした。
ソフトバンクのiPhoneは現在2.1GHz帯を利用して通信を行っていますが（auのiPhoneは800MHz帯と2.1GHzを利用）、実は通信機能自体は900MHz帯にも対応しています。技適の認証をどうクリアするのかという問題がありますが、iPhoneでもプラチナバンドを利用した通信ができるようになれば、これまでよりつながりやすくかつ高速になるかもしれません。期待したいところですね。
発表されたアンドロイド端末やフィーチャーフォンの詳細は、マイナビニュースにお任せするとして、iPadやiPodタッチと一緒に利用できる次世代高速モバイル通信「ソフトバンク4G」対応のモバイルルータ「ULRTA WiFi 4G 102HW」は少々気になるところです。ソフトバンク4Gは下り110Mbpsまで対応しているはずなのに、端末としては下り76Mbps対応のモバイルルータしか登場していませんでした。このULRTA WiFi 4G 102HWは、初の下り110Mbps対応端末となります。製品は9月登場予定とのことなので、発売され次第、速度の検証をしてみたいと思います。
それと、アップル絡みではないですが気になる製品が1つ。今回、同社のフィーチャーフォンの人気シリーズ「PANTONE」のスマートフォン版「PANTONE 5 107SH」（OSにアンドロイド4.0採用）の投入が発表されました。多彩なカラーバリエーション（8色展開）は従来のPANTONEシリーズと一緒なのですが、この端末にはなんと半導体式の放射線測定機能が組み込まれており、本体のボタンを押すだけで測定が可能になっています。また、測定した場所を地図上に記録する機能や、バックグラウンドで自動的に測定を行う機能なども搭載されています。
PANTONE 5は、全製品放射線測定機能のキャリブレーションをしてから出荷するとのこと。出荷後のキャリブレーションはどうするかなどの問題もありますが、東京電力の原発事故以降、特に子どもを持つ母親から放射線測定機能の要望が多くあり、技術的な問題も回避できたので搭載に踏み切ったとのことでした。
最後に、本日ステージに登場した、白戸家のお兄さん（ダンテ・カーヴァーさん）、上戸彩さん、孫正義社長、千原ジュニアさん。このほか、スギちゃんも登場しCM出演をステージで交渉していきました。
