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ペンタックスさんがCP+直前に来社

文●編集部

2月9日から開催される日本最大のカメラ関連の展示会「CP+」。このイベントに合わせて、ここ数週間デジカメやレンズの新製品発表ラッシュとなっています(1月中旬に開催されたアメリカのPMAの影響もあると思いますが)。

このような状況の中、ペンタックスリコーイメージングさんが新製品の紹介に来社されました。

紹介された新製品は、Kマウントを採用したデジタル一眼「PENTAX K-01」と防塵・防水・耐衝撃性能を持ったコンパクトデジカメ「PENTAX Optio WG-2/WG-2 GPS」の2モデル。今回はK-01について少々書いてみたいと思います。



K-01はミラーレスタイプの製品で、製品のデザインにプロダクトデザイナーのマーク・ニューソン氏を起用し、一眼レフやレンジファインダーのカメラを模したものではなく、新しいデザインにチャレンジしたモデルです。ちなみに、マーク・ニューソン氏といえば、日本だと味の素の瓶やauの携帯「talby」のデザインをされています。



で、実際のデザインは以下の写真のような感じです。







本体カラーはブラック×ブラック、ブラック×イエロー、ホワイト×ブラック(上の写真はホワイト×ブラック)の3色で、ボタンの配置や側面、背面が直線的なデザインになっているのが特徴的でした。写真だと軽そうな感じがしますが、実際に持ってみるとデジタル一眼らしい重量感があります。また、モードダイヤルなどにアルミを利用するなど、細部のパーツにも木が配られていました。

ただ、デザイン優先ということで最近のミラーレス一眼としては、サイズが少々大きいので、手が小さい人だとホールドしにくいかもしれません。

基本スペックは、
撮像素子:23.7×15.7ミリCMOSセンサ 有効約1628万画素
記録サイズ:最大4928×3264ピクセル(3:2)
ISO感度:100~12800(拡張25600まで)
シャッター速度:最速1/4000秒
記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード
背面液晶:3型 92.1万画素
などです。

価格はオープンプライスで、実勢価格はレンズキットが8万円前後、ズームレンズキットが7万円前後、ダブルズームキットが9万円前後。発売は3月中旬を予定しているとのことです。

最近はどのメーカーでも機能が似てきており、K-01の場合はデザインで他社との差別化を図っています。今後、各メーカーがどのような形で製品を差別化していくのか。CP+での発表を楽しみにしたいところです。