使う人生が長くなるほど、価値が高まる外部脳|MacFan

Mac Fan編集部ブログ Weekday Mac Fan

使う人生が長くなるほど、価値が高まる外部脳

文●編集部

昨日(11月8日)エバーノートの記者発表会がありました。

111109weekday01.jpg

プレミアムコースを日本円で決済できるようになったこと(月額450円/年額4000円)や、パートナー企業が続々と連携製品をリリースしたことなどニュースが目白押しの発表でした。

それらの詳細は各ニュースサイトに譲るとして、個人的に印象的だったのがCEOのフィル・リービン氏(写真)のスピーチ。

曰く、「エバーノートは最初から100年続く企業にしようと考えていた」とのこと。他の企業に身売りしようといった考えは微塵もなく、サービスの充実やパートナー企業との連携を着実に行っいながら、長期的にサービスを提供していこうという姿勢を感じました。


また、「エバーノートは使う人生が長くなるほど価値が高まる」という言葉も印象的でした。


僕がエバーノートを使い始めてどれほど経ったかはわかりませんが、これまでに書きためたメモは、すでに自分にとっての「重要な資産」となっています。雑誌に反映したいアイデアや業務の覚え書き、さらに漠然とした「ゆるいアイデア」なども、どんどんエバーノートに書き留めるクセがついてきました。

100年続く企業なら、重要な資産を預けておいてもいいかなぁ…と、そんな気持ちにさせてくれるスピーチでした。有言実行、よろしくお願いしますね。リービンさん。


111109weekday02.jpg

ところでこの発表会では、夏にエバーノートが買収したソフト「Skitch」を大々的にアピールしていました。このソフトは写真に文字や手書きの図などを書き込めるもので、以前は有料のソフトでした。存在は知りつつも試したことはなかったのですが、買収によりソフトが無料化したことだし、エバーノートとの連携も図られているようだし、これからちょっと使ってみようかと思います。あ、日本語の公式サイトもできたみたいですよ。