トレンドマイクロ | ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード / プレミアム|MacFan

アラカルト アップルのミカタ

トレンドマイクロ | ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード / プレミアム

文●栗原亮(Arkhē)構成●編集部写真●五味茂雄

トレンドマイクロのおすすめの製品群の魅力に迫る!

トレンドマイクロ株式会社

「ウイルスバスター」シリーズをはじめ、コンピュータやスマートフォン、タブレットといったデジタルライフの安全を守るためのソリューションを提供するセキュリティベンダーです。[URL]https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome.html

 

ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード / プレミアム

[発売]トレンドマイクロ
[価格]オープン価格
[URL]https://go-tm.jp/vbts

最大6台のデバイスと契約者の個人情報をまとめて守る総合セキュリティサービス。製品のシリーズには「スタンダード」版と24時間365日のデジタル機器サポートが追加された「プレミアム」版があり、それぞれパッケージ版として1年版と3年版がラインアップされています。MacではmacOS 12以降、iPhoneではiOS 13以降、iPadではiPadOS 13以降が動作対象となっています(※1)。

 

荻原夕貴さん

トレンドマイクロ株式会社
コンシューママーケティング部 コンシューマプロダクト マーケティンググループ シニアスペシャリスト

「予防」「保護」「対処支援」という3つの視点からセキュリティサービスを提供しています!

 

 

「近年増えている脅威はデバイスのセキュリティ機能だけでは防ぎきれず、ネット詐欺や、個人情報の漏洩への対策も欠かせません」。そう話すのは、トレンドマイクロ コンシューママーケティング担当の荻原夕貴さん。アップルユーザもマルウェアだけでなく、個人情報保護が重要になってきた理由についてお話を聞きました。

 

「まとめて守る」時代に

MF●昨年10月に新サービスの「ウイルスバスター トータルセキュリティ」が提供開始されました。これは以前の製品とどう異なるのでしょうか。

荻原●2010年から提供している「ウイルスバスター クラウド」は、基本的にMacやウィンドウズPCなどのデバイスを保護するためのセキュリティソフトでした。しかし、近年のネット詐欺では個人情報を狙った攻撃が増えています。そのため、マルウェアだけでなく個人情報の保護も含めた“トータルセキュリティ”というコンセプトの総合セキュリティサービスの提供を開始しました。

MF●一般ユーザの個人情報に対する不安が高まっているのでしょうか。

荻原●はい。総務省の令和4年度調査によると、インターネット利用時の最大の不安要素は「個人情報やインターネット利用履歴の漏洩」です。IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が2024年に発表した「情報セキュリティ10大脅威」にも、フィッシング詐欺やメール・SMS(ショートメッセージングサービス)を利用した脅迫・詐欺、クレジットカード情報やスマホ決済の不正利用などの対策が必要だと述べられています。

MF●もはやMacだけをマルウェアから保護するだけでは不十分ということですね。

荻原●そのとおりです。現在は個人がMacやiPhoneといった複数のデバイスを所有することが一般的ですし、家族がいればデバイスの数や種類はさらに増えます。これらすべてのデバイスと個人情報を総合的に保護するためのサービスが「ウイルスバスター トータルセキュリティ」で、最大6台のデバイスを保護できます(※1)。

MF●赤いパッケージの「スタンダード」と白いパッケージの「プレミアム」の違いは何ですか。

荻原●パソコンやスマホのセキュリティ対策、個人情報漏洩対策、パスワード管理、フリーWi-Fiへの安全な接続機能、セキュリティアドバイザーによる情報流出や不正利用時の対処支援など、サービス内容は基本的に共通です。プレミアムでは、これに加えて24時間365日のデジタル機器利用サポートサービスを提供しています。

MF●ビギナーからベテランまで、より広くデジタルライフをサポートできるのがプレミアムの利点なのですね。

 

予防・保護・対処支援

MF●デバイスの保護から個人情報まで幅広くカバーする「ウイルスバスター トータルセキュリティ」ですが、最大の特徴やおすすめの機能は何ですか?

荻原●やはり個人情報の漏洩を監視して被害拡大を防ぐ「ダークウェブモニタリング」機能でしょうか。WebサービスのIDやパスワードなどの個人情報は、自分のデバイスが保護されているにもかかわらず、サービス側からダークウェブに流出することがあります。Webブラウザで、ウイルスバスターのマイポータルから自分のメールアドレスやクレジットカード番号を登録しておくと、その情報がネットやダークウェブに流出した場合にメールとダッシュボード画面に通知される仕組みになっています。

MF●もし情報漏洩が発見された場合、どう対処すればいいですか?

荻原●当社のサポート窓口へお知らせいただくと、対処の支援をさせていただきます。具体的には、漏洩した個人情報の種類と、サービス名などの関連情報をお知らせください。アカウントの被害状況に応じた対処法や、ほかのサービスで同じパスワードを使用していないかのチェックなど、被害の拡大を防ぐアドバイスを提供します。

MF●被害に遭う前にはサイバー犯罪の実感がわきにくいですが、冷静に対策方法をサポートしてもらえるのは安心ですね。事前にこうした問題を防ぐ機能はありますか?

荻原●マイポータルではパスワード管理機能や、利用者が簡単な質問に答えることでセキュリティ状態を診断できるサービスを提供しています。診断結果にもとづいて必要な設定や対策方法について案内したり、サポート担当者からのアドバイスが受けられます。

MF●セキュリティ問題を診断するだけでなく、利用者に合わせて予防と対策を提供するわけですね。

荻原●そうですね。セキュリティ診断やパスワード管理による「予防」、マルウェア防御やネット詐欺対策などの「保護」、不正ソフトの駆除や情報漏洩時のサポートなどの「対処支援」という3つの視点から包括的なセキュリティサービスを提供しています。ぜひ導入をご検討ください。

 

iPhoneのカレンダースパムを検出!

iOS版では、iPhoneユーザを狙った「カレンダースパム」といった詐欺の対策が行えます。トップ画面から[カレンダースパム対策]を開いて、スキャンしましょう。なお、モバイル1台で利用したい場合、単体版もあります。

 

ウイルスバスター モバイル

【開発】Trend Micro Incorporated
【価格】月額360円、年額3000円  ※ともに自動更新、価格は税込
【場所】App Store>ユーティリティ

 

ダークウェブへの個人情報流出を監視

ダークウェブモニタリング機能を使えば、契約者1名の電話番号やメールアドレス、クレジットカード番号などの個人情報がダークウェブ上に流出していないか監視でき、検出された場合には警告を通知してくれます。また、電話やメールなどで情報流出時の対処方法を支援するサービスも提供しています(※2)。

 

パスワードの使い回しなどを警告してくれる

パスワード管理機能で、WebサイトやアプリのIDやパスワードなどを安全に一元管理してくれます。強力なパスワードを自動生成し、パスワードの使い回しなどのリスクを軽減してくれます。パスワード管理機能に保存した情報は最高レベルの暗号化技術で保護され、利用者本人以外が見ることはできません。※契約者1名のみ利用できます。

 

 

80種類以上のデジタル機器の操作や設定を
サポートしてくれるプレミアムなサービス

「ウイルスバスター トータルセキュリティ プレミアム」では、スタンダード版の総合セキュリティサービスに加えて、24時間365日デジタル機器の操作や設定に関する相談ができるワンランク上のサポートが提供されます。電話やLINE、あるいはチャットやメールでサポート窓口に問い合わせることで、Macのトラブル解決や操作方法をはじめ、WebブラウザやSNSの基本的な使い方、YouTubeなど主要なWebサービスの利用方法、プリンタなど周辺機器に関する問題までオペレータが解決を支援してくれます。また、MacとWindowsでは、状況の把握が難しい場合に利用者の同意を得て遠隔操作を可能にするリモートサポートで問題解決に向けた支援も可能です。

 

デジタルデバイスの困りごとについて24時間365日オペレータに電話やメールなどで気軽に相談ができます(※3)。 【URL】https://helpcenter.trendmicro.com/ja-jp/product-support/dls/

 

※1:1台にOSがひとつの場合。本サービスはセキュリティ機能およびVPN機能を6台まで利用できます。個人情報漏えい監視(ダークウェブモニタリング)、パスワード管理機能について、インストールやアクセスの端末数に制限はありませんが、契約者1名のみ利用できます。
※2:すべての個人情報の漏洩検知や、問解決決を保証するものではありません。 
※3:問題解決の支援を行うもので、問題解決を保証するものではありません。サポート範囲はこちらから。【URL】https://tmqa.jp/scope/

 

製品提供●トレンドマイクロ