【実機レビュー】ショルダーバック「Transfer Sleeve」|MacFan

プロダクト&リリース 検証炎

【実機レビュー】ショルダーバック「Transfer Sleeve」

文●早川厚志

Mac・iPhone・iPadと使える新作アクセサリを徹底レポート!

Transfer Sleeve

 

私が検証しました!
小平淳一

長野県で暮らすITライター&編集者。最近は、バッグも服もシンプルかつミニマルなものが好みになってきました。手触りが良ければさらにヨシ。

 

[SPEC]
【発売】 Incase
【価格】1万450円
【主な仕様】[サイズ(H×W×D)]約32×24×3cm、[収納可能デバイス]14インチMacBook Proまで、[本体素材]300デニールリサイクルリップストップポリエステル、[ポケット]メインポケット×1、外ポケット×1、スリットポケット×1、[カラーバリエーション]ブラック、オリーブ、[URL]https://incasejapan.com/products/transfer-sleeve-black

 

 

たどり着いたのはミニマルスタイル

“大は小を兼ねる”ということで、若い頃は大容量のバッグを選んできました。MacBookに一眼レフ、本や手帳が全部収まる大きなカバンに絶対的な安心感を感じていたのですが、それはもはや昔の話。今はTPOに合わせて、なるべくミニマルな装備で出歩くのがスマートだと思うようになりました。

そんな僕が気になっていたのが、14インチMacBookプロがピッタリ収まるショルダーバック「トランスファースリーブ(Transfer Sleeve)」です。今回メーカーさんに製品を借りることができたので、使い勝手を細かくチェックしていきます。

まず表地に採用されている「リップストップ」というポリエステル素材は、ほつれや破れに強い特長があるので、よくアウトドア用品に使われているそうです。本製品の場合、さりげなく格子状のテクスチャが入っているのですが、これがさらさらしていて程よく上品な印象。この表地とシンプルなデザインのおかげで、カジュアルな普段着からビジネスシーンでジャケットを着る用途まで、幅広い服装に合わせられそうです。

次にサイズ感ですが、14インチMacBookプロがメインポケットにジャストフィットしました。ちょっと厚めの本だと一緒に入らないレベルで、デバイスをピッタリ収納できます。

なお、外ポケットはベルトでマチ幅を調節できる仕様です。マチを最大にした状態で、電源アダプタと各種ケーブル、財布を入れてちょうどいいくらいの大きさでした。ただ、外ポケットはあまりパンパンにモノを詰めてしまうと野暮ったくなる印象。やはり入れるものは最小限に抑えて、スタイリッシュに使うのがおすすめです。

 

安心して持ち歩ける機能性も大きな魅力!

本製品を発売しているのは、アップルの公式パートナーブランド「インケース(Incase)」です。世界各国のアップルストア(Apple Store)に製品が置かれている“アップルのお墨つきブランド”ということで、デバイスを安全に持ち運ぶための機能性も十分に考慮されていると感じました。

たとえば、メインポケットの表地と裏地の間にクッション性の高い素材が採用されており、デバイスを衝撃から守ってくれます。さらに裏地は起毛素材なので、デバイスを持ち運ぶときに傷もつきにくい設計です。

さらに、表面のリップストップ素材にも撥水加工が施されていますし、ファスナー部も水が侵入しにくい構造。ちょっとした雨ならデバイスに雨水が染み込む心配はなしと、外側からも内側からもデバイスを守ってくれる仕様なのです。

つまり、高価なアップルデバイスを長く使うためにしっかり保護しつつ、周辺機器やアクセサリを選ぶ際はデザイン性も重視したい。そんな“アップル好き”の皆さんに刺さりそうな製品というわけです。

 

【POINT】デバイスをしっかり保護できる

メインポケットの表地と裏地の間にクッション性の高い素材を採用。収納したデバイスの上面と底面にかかる衝撃を和らげてくれます。細かなところでは、ファスナーのつまみ部分が樹脂製である点も高評価。出し入れの際にデバイスを傷つける心配が軽減されています。

 

【POINT】小分けされた外ポケットが便利

外ポケットの中が4つに分割されているため、電源アダプタやケーブルなどの小物がすっきり収まります。なお、外ポケットとメインポケットの間に、ノートなどの紙類を収納できるスリットポケットも用意されています。

 

検証報告

□ミニマルなデザインが、僕の好みにジャストフィット。ビジネスからプライベートまで、幅広いシーンで役立ちそう。
□ちょっとした雨や衝撃からデバイスをしっかり守ってくれる素材を採用。安心感のある設計です。