エレコム | iPhone 15 ハイブリッドケース/ ZEROSHOCK Solid|MacFan

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エレコム | iPhone 15 ハイブリッドケース/ ZEROSHOCK Solid

文●小平淳一構成●Mac Fan編集部写真●黒田彰

今おすすめの最新プロダクトの魅力に迫る!

エレコム株式会社

ネットワーク機器をはじめとしてメモリやキーボードといったコンピュータ関連製品から、ゲーミング関連やヘルスケア製品まで幅広く開発・販売しています。
【URL】https://www.elecom.co.jp/

 

iPhone 15 ハイブリッドケース/ZEROSHOCK Solid

[販売]エレコム[価格]オープンプライス
[実売価格]4380円(エレコム公式ショップ価格)
[URL]https://www.elecom.co.jp/products/PM-A23AZEROSRD.html

エレコムが展開する衝撃吸収ケース「ZEROSHOCK」シリーズの最新モデル。6.1インチのiPhone 15専用で、レッドとブラックの2色のバリエーションが用意されています。

 

 

【私がレビューします】Mac Fan編集部 笹本貴大

本誌編集長。リセールを視野に入れると、なるべくiPhoneを傷つけることなく使いたいものです。

 

 

 

3層構造により衝撃を軽減

新しいiPhoneを手に入れると、いつもケース選びに悩みます。ケースを装着せずに使うのも選択肢のひとつですが、どうしても本体に傷がついてしまうのではないかと心配になります。

最新のiPhone 15について、アップルは「航空宇宙産業レベルのアルミニウムを採用」と謳って頑丈さをアピールしていますが、耐久性や耐衝撃性に関して具体的な性能を示しているわけではありません。せっかく買った新しいiPhoneなのですから、万全の守りを固めたいもの。そんな観点で最近気になっている製品が、エレコムの「ゼロショック・ソリッド(ZEROSHOCK Solid)」です。

この製品は、長年に渡って高い衝撃吸収性を謳ってきたiPhone用ケースのシリーズで、iPhone 15に対応した最新モデルでは、5メートルの落下耐性を明言しています。そこで、この製品がどこまで安心できるものなのか、実際に使ってみることにしました。

製品を手に取ると、まずケースの内側にシリコン素材が敷き詰められているのに気づきます。仕様を見てみると、このケースは3層構造になっていて、一番内側のシリコン系素材、熱可塑性エラストマーは新モデルから採用されたもの。ハニカム構造になっていて、この形も耐衝撃性能の引き上げにつながっているようです。ハニカム構造のクッションなどは、最近よく通販などでも目にしますよね。

また、四隅のダンパー形状も特徴的です。落下など強い衝撃が加わったときにパーツがたわんで衝撃を逃すような設計になっているのがわかります。角から落ちると衝撃が1点に集中するため、この構造には安心できます。

メーカーではさまざまな検証を行っており、アメリカ国防総省が制定する品質基準「MIL-STD-810G/810H」に準拠した落下試験にもクリアしているといいます。さらに独自の検証方法により、前述のとおり5メートルもの落下耐性を謳っています。

 

どの面から落としてもしっかり守ってくれる

今回、実際の衝撃性能を確かめるため、iPhone 15に本ケースを装着して床に落としてみました。直立した姿勢でiPhoneの画面が見えるように手に持ち、硬質な床に落下。内心不安でしたが、特にiPhoneに傷がついたり、動作がおかしくなったりするといったことは起きませんでした(ホッとしました…)。

落とす面を変えたりしながら何度か繰り返しましたが、それでも傷がつくことはありません。もし画面側から落ちたときでも、先にケースの枠が接地するようになっていて、画面が地面に直接ぶつかるのを防いでくれます。

画面の保護に関しては、保護フィルムが付属している点も見逃せません。1メートルの高さから150グラムの鉄球を落下させる試験を実施したという衝撃吸収フィルムになっていて、ケースと一緒に装着することでiPhone全体を保護できます。そのうえ、フィルムを貼るときに入り込んでしまった小さな気泡や埃が目立たなくなる「エアーレス加工」になっているため、貼り付け時のミスが少なくなります。

背面カメラ部分も、前面ガラスと同様に周囲の枠が盛り上がっているので、レンズが直接地面にぶつかるのを防ぎます。そのうえ、レンズやフラッシュライトなどのパーツごとにホールを空けることで本体の露出を最小限に抑え、傷がつきにくいだけでなく、埃も入りにくくなっているのがうれしいポイントです。

もう1つ、ケース下部にストラップホールがある点も注目です。ケースにストラップをつけることで手から滑り落ちにくくなり、落下を未然に防げるというわけです。

 

タフさを兼ね備えつつ上品でスタイリッシュ

耐久性・耐衝撃性の重要さはわかりましたが、その一方で、iPhone用ケースはデザイン性も重要です。頑丈さを打ち出したアイテムはしばしば無骨なデザインになりがちですが、このケースはタフさを感じさせながらも、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。側面に施された斜めのカットが、シャープで洗練された印象を与えることに成功しているのではないでしょうか。

本製品は光沢のあるレッドとマットなブラックの2色で展開していますが、個人的にはレッドのモデルがお気に入りです。深みのある落ち着いた赤色と光沢感で、30代の自分が手に持ってもしっくりきます。

iPhoneは肌身離さず持ち歩くものですから、ケースは機能性もデザインも妥協せず、一番気に入ったものを装着したいものです。

 

「ZEROSHOCK Solid」のココがすごい!

シャープで上質なデザインホールド感も抜群

側面の面取りがシャープな印象です。さらにこのフォルムは握った時の安定感も高く、ケースをつけていることの厚みを感じずにしっかりとホールドできます。

 

3層構造+角のダンパーで耐衝撃性能を引き上げ

ポリカーボネート+TPU(熱可塑性ポリウレタン)+エラストマーという3層構造によって耐衝撃性能が向上。さらに、四隅のダンパー設計も衝撃吸収性能を引き上げています。

 

内側のエラストマー素材が衝撃を効率的に吸収

ケースの内側にハニカム構造のエラストマーを採用。背面だけでなく側面もぐるりと覆うことで、どの方向からの衝撃も吸収します。

 

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藤本飛鳥さん
エレコム株式会社 商品企画部 アクセサリ開発課 モバイルチーム チームリーダー
遠藤信久さん
エレコム株式会社 商品企画部 アクセサリ開発課 モバイルチーム スーパーバイザー

 

 

貼るだけでiPhoneを即冷却!「モバピタッCool スマホ冷却パッド」

長時間ゲームや動画撮影をしていると、iPhoneが熱くなってきて不安に感じたことはありませんか? そんなときに試してほしいのがこの製品です。ネッククーラーなどでおなじみのPCM素材を採用したパッドで、iPhoneの背面に吸着させるだけで温度を下げることができます。約60分効果が持続するので、つけたままゲームを楽しむことも可能。iPhoneを横にして両手でホールドしても邪魔になりにくい大きさ・形状になっている点もポイントです。

使用して中の素材が液化してしまっても、涼しいところにおいておけば再び固体に戻り、繰り返し利用できます。結露してiPhoneや内部に水滴が付着する心配もなく安心です。
【URL】https://www.elecom.co.jp/products/P-SMPT01BU.html

 

製品貸与●エレコム株式会社