【実機レビュー】ブラシ圧が管理できる最新電動歯ブラシ「オーラルB iO10」|MacFan

プロダクト&リリース 検証炎

【実機レビュー】ブラシ圧が管理できる最新電動歯ブラシ「オーラルB iO10」

文●松山茂

Mac・iPhone・iPadと使える新作アクセサリを徹底レポート!

オーラルB iO10

 

私が検証しました!
松山茂

東京の下町、谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

 

[SPEC]
【発売】P&Gジャパン
【価格】オープン価格
【実売価格】6万280円前後(編集部調べ)
【サイズ(H×W×D)】約183×29×28mm(ブラシを含まない)
【重量】重量】約130g
【製品テクノロジー】丸型回転+遠心マイクロモーション
【搭載モード】7種類
【付属品】替えブラシ4種/スマート充電器iOsense/充電機能付きトラベルケース/ブラシホルダ
【充電時間】約3時間
【URL】https://www.oralb.braun.co.jp/ja-jp/products/electric-toothbrushes/oral-b-io-series-10-electric-toothbrush

 

 

ブラシ圧の管理に最適なモデル

私は電動歯ブラシを愛用しているのですが、歯医者さんから「きちんと磨けていないところがある。電動歯ブラシを使う際に、力を入れ過ぎているのが原因でしょう」と指摘されてしまいました。今回は、これを改善しようと「オーラルB iO10」という電動歯ブラシを試してみました。メーカー独自設計の丸型回転ブラシと、ブラシの毛を1本ずつ振動させる「遠心マイクロモーション」によって高い歯垢除去力を実現する製品です。

なお、ブラシ圧の検知機能を備える電動歯ブラシが多数販売されているなかで本製品を選んだ理由は、ブラシ圧の管理が手軽なこと。iPhoneアプリと連係させて、アプリ上でブラシ圧を確認しながら歯磨きできる製品もありますが、毎回アプリを開くのは少し面倒です。それが本製品であれば、専用アプリはもちろん、付属する充電器「アイオーセンス(iOsense)」を活用可能。ブラシ圧や磨き残しを充電器天面のライトの色で確認できます。

 

充電器のライトで正しい磨き方をガイド

使い始める前にiPhoneアプリ「オーラルB(Oral-B)」をインストールし、本製品とのペアリングやWi−Fi接続などを済ませておきましょう。こうすることで、ブラッシングを始めると充電器の時刻表示がブラッシングの経過時間に切り替わります。また、充電器天面には上部と下部に3つずつライトが用意されています。たとえば右上部の歯を磨く場合、磨き始める前は右上のライトが青色ですが、きれいに磨けると白色に変化。ライトと磨いている位置が対応して、ブラッシング状況を知らせてくれるのです。また、ブラシ圧が強い場合はライトすべてが赤色に光り、ブラシ圧が適切になると緑色に光ります。

ブラッシング後に同アプリを開くと、磨いた時間や磨いた範囲、ブラシ圧などの状況を詳しく確認可能です。ブラシ圧に関しては、歯の内側や外側だけでなく、噛み合わせ部分で最適だったかどうかまでわかるのもポイント。私の場合、上の歯はブラシ圧が弱めで、逆に下の歯は力を入れすぎていることがわかりました。歯医者さんに指摘されていたとおりだったので、信用がおけそうです。

なお、本製品には充電器を兼ねるトラベルケースも付属しますが、ケースを経由して本製品を充電するには専用のACアダプタが必要です。USB−Cなら、ほかの製品と充電器を共用できたのに、という点が唯一残念なポイントでしょうか。

とはいえ、やはり本製品はブラッシング状況を従来より手軽に確認できるのは画期的です。7つのブラッシングモードを搭載している点や純正「ヘルスケア」アプリと連係できる点など、紹介したいポイントもまだたくさんあります。お値段は張りますが、歯は“一生モノ”ですし、投資してみるのはアリですね。

 

 

【POINT】ブラッシング状況をひと目で確認

充電器に6つのライトを搭載し、磨き残しに応じてライトの色がリアルタイムで変化します。磨き残しがある部位は青く、きれいに磨けた場所は白で表示されます。ブラシ圧が強いと、6つのライトが赤く光って注意してくれる機能も備えます。

 

【POINT】アプリを使えばより詳細に

専用アプリ「Oral-B」を開いた状態でも、磨いている部位やブラシ圧、経過時間を確認可能。ブラッシング後に、磨き方に関する注意点や、ブラシ圧が強すぎる場所を細かく表示してくれるのも便利です。

 

検証報告

□充電器に搭載されたライトで、ブラシ圧や磨き残しをリアルタイムで確認可能。手軽にブラッシング状況を管理できます。
□専用アプリが活躍するのはブラッシング後。歯の内側や外側、噛み合わせ部分のブラシ圧を細かく確認できます。