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新人編集者さや香のブログ

かわいいだけじゃない！　家族の見守りを担ってくれるEBO X

突然ですが皆さんは、自宅にメイドさんがいたらいいなと考えたことはありませんか？　忙しいときに家族のケアをしてくれたり、外出中に家の中を安全に保っていてくれたり、そんな些細なことを代わりに担ってくれたら助かりますよね。実は、そんな“あったらいいな”を実現してくれるロボットがあるんです。 それがこちらの「EBO X（イーボエックス）」。丸くて可愛い見た目ながらも、お家にまつわるセキュリティから家族の安全までを見守ってくれる賢いロボットです。


ころんと丸いフォルムがキュート！　カメラ、スピーカ、タイヤを搭載しています。


カメラの解像度はなんと4K！　さらに、垂直方向に104度動かすことができます。


注目の機能は大きく分けて3つ。1つは家族の危険を察知し知らせてくれる機能です。専用アプリ「EBO HOME」をとおして、事前に家の中の危険な場所やもの、たとえば階段やベランダ、ストーブなどがあるエリアを「立ち入り禁止エリア」として登録しておくことで、子どもやお年寄りなどが許可なくその場所に近づくと警報を鳴らして知らせてくれます。さらに、EBO Xのオーナーが外出中のときは、オーナーの携帯電話にビデオ通話が発信されるのもうれしいポイント。EBO Xにはスピーカとカメラが搭載されているため、家の中や家族の様子を確認しながら、オーナーは家族と会話できます。


緊急時でなくともビデオ通話は可能です。部屋にいるうさぎに話しかけてみたところ、EBO Xに興味津々でした。



家にいる家族は、必要に応じてEBO Xのカメラをオフにできます。本体上部のカメラ部分を指で押し込むと、カメラがオフになります。



カメラをオフにすると、EBO Xの瞳も閉じます。寝ているようで可愛いです。

また、家族の転倒を感知する「高齢者転倒アラート」機能も見逃せません。家族が転倒するとロボットのオーナーへビデオ通話が発信されるので、家族がちょっと寝転んだだけなのか、あるいは具合が悪くて倒れてしまったのか、オーナーは対象の家族に話しかけながら確認できます。

つづいて、顔識別機能です。EBO Xはカメラを通して家族の顔を識別できます。この機能と、専用アプリ「EBO HOME」の「タスク」機能を組み合わせることで、「毎日午後7時に、おじいさんに“薬は飲んだ？”と声をかける」などと設定できます。家族が多い家庭で、子どもに忘れ物はないか尋ねるよう設定してみたり、はたまた離れて暮らす家族や親戚のお家にEBO Xを設置して様子を見守るといった使い方をしたりと、活用の幅は広がりそうです。

3つ目の注目機能は子どもの鳴き声を感知する機能です。オーナーの外出中に子どもが泣き出すと、オーナーのiPhoneへ通知が届きます。そのままビデオ通話をすることも可能なので、子どもの状況をすぐに確認できるのが便利なポイント。加えて、子どもの追尾機能も備えており、子どもが「EBO EBO、フォローミー！」と言うと、子どもの後を追ってついてきます。ちなみに、子ども、大人の判断は、その人の骨格によって判断するようです。


画像は公式ホームページより。

そのほか、スピーカにはハーマン社のオーディオテクノロジを搭載しており、豊かな音をたっぷりと楽しめるほか、音楽に合わせてEBO Xの腰の部分がキラキラと光るのも楽しいポイント。光る色やリズムはアプリで細かく設定できるので、好みに合わせてカスタマイズできます。また、日本での対応はもう少し先の予定ですが、Alexaと連係させることも可能です。EBO Xに話しかけるだけでエアコンの温度を調整したり、部屋の照明のオン／オフを切り替えられます。


スピーカは本体側面に搭載されています！



私は「しんぴ」というカラーに設定しました。淡い紫とブルーの色合いが美しいです。


こちらは「にちぼつ」というカラーです。音楽に合わせて光るカラーをぼんやり眺めているだけで、リラックスできます。

気になる製品の価格は税込10万1990円。応援購入サービス「Makuake」では現在早割価格9万6990円で販売されています。タイヤの最高速度は秒速1.5mで、10mmまでの段差を乗り越えられるほか、15度までの傾斜も登ることができます。また、充電が少なくなると、自動で充電ステーションに戻るのもうれしいポイントです。

家族の見守りはもちろん、スピーカで音楽を楽しむもよし、スマートホームデバイスとして活用するもよし。あなたの生活をより良いものにするEBO Xを迎えてみてはいかがですか？　それではまた来週お会いしましょう。

【中臺さや香／Mac Fan】