【実機レビュー】レバー操作で高さを調整できる!「ガス圧式昇降デスク 100-ERD040/041」|MacFan

プロダクト&リリース 検証炎

【実機レビュー】レバー操作で高さを調整できる!「ガス圧式昇降デスク 100-ERD040/041」

文●松山茂

Mac・iPhone・iPadと使える新作アクセサリを徹底レポート!

ガス圧式昇降デスク 100-ERD040/041

 

私が検証しました!
松山茂

東京の下町、谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

 

[SPEC]
【発売】サンワサプライ
【価格】オープン価格
【実売価格】90cm:2万6800円、120cm:2万8800円(直販価格)
【天板サイズ】2種類(幅120cm×奥行き60cm×厚み1.5cm、幅90cm×奥行き60cm×厚み1.5cm)
【天板カラー】木目、ホワイト
【重量】約23.3kg(120cmモデル)、19.5kg(90cmモデル)
【高さ】68.3~108.2cm
【耐荷重】昇降時10kg、静止時40kg
【URL】https://direct.sanwa.co.jp/ItemAttr/100-ERD040-041

 

 

ガスシリンダー式は電動昇降式より安価!

自慢できることではありませんが、私のデスクはモノで溢れ返っています…。スペースをつくるために片付けましたが、MacBookを広げて作業するのが難しかったので、メインデスクの横にサブデスクを置くことにしました。どうせなら高さを調整できる昇降式デスクにしようと製品を探していたところで、「100-ERD040M」を見つけました。

高さを自動調整できる電動昇降式の製品も検討しましたが、予算的には簡単に手を出せません。その点、本製品は天板横のレバーを握って高さを調節するガスシリンダー式のため、昇降デスクの中でもお手頃価格。しかも、高さを約68センチ~108センチの間で調整できるので、座り/立ちどちらにも活用できます。

本製品は横幅が90センチと120センチのバリエーションが用意されていますが、私は90センチを選びました。また、カラーはホワイトと木目の2種類。私は部屋のインテリアに合わせて後者をチョイスしました。

組み立てに関しては2人での作業が推奨されていたので、妻に手伝ってもらったところ10分ほどで完成。H型のベース部分にガスシリンダー機構を備える脚を取り付けて、その上に天板を固定するだけで完成し、部品の取り付けは付属の六角レンチひとつで行えます。

2本の脚とベース部分だけで天板を支える構造のため、グラつかないか心配しながら組み立てましたが、実際に使ってみるとまったく問題ありませんでした。昇降時の耐荷重が10キロあるので、MacBookだけでなく外付けディスプレイも乗せた状態で昇降できますし、静止時の耐荷重に関しても40キログラムと頑丈です。

 

移動させるのも思いのほかラクラク

先述のように、天板の両サイドにはレバーがあり、これを引くとロックが解除されてデスクを昇降できます。注意が必要なのは、天板の上に一定の重量をかけていないとかなり勢いよく上昇すること。デスク上に置いているものがうっかり飛ばされないように注意してください。ただ、私の場合は1日のうちに何度も高さを変えるわけではないので、個人的にはこの仕様が不便とは感じませんでした。

また、使ってみて思いのほか気に入ったのが、ベース部分の構造でした。ベース部分の手前側にはキャスターがなく、奥側にだけキャスターが用意されているので、天板の手前を持ち上げればデスクの位置を動かせるわけです。

昇降式デスクを導入してみて、デスクの上に物を置いて写真撮影するときに高さを調整したり、日当たりによってデスクの位置を移動させたりと、“柔軟なデスク”はこんなにも便利なのかと気づきました。メインで使っているデスクも昇降式に買い替えようか真剣に思案中です。

 

【POINT】レバー操作で高さを調整

天板の両端にレバーが用意されています。これを握って高さを調節したり、高さを固定したりできます。天板の上にある程度の重さがかかっていないとロックを解除した瞬間に勢いよく上昇するので、使い始めのうちは注意しましょう。

 

【POINT】ベース部分の設計が秀逸!

キャスターが付いているのは奥側だけ。天板の手前を持ち上げると、簡単に移動させることができます。

 

検証報告

□ガスシリンダー式の本製品なら、電動昇降式よりも安価に導入できます。昇降式デスクが欲しい方は狙い目です!
□デスクの高さはレバー操作で調整します。天板に物を載せていないと勢いよく上昇するのでご注意を。