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月々少額投資でも積立なら大きな資産に ~投資信託でお金を増やす(4)~

積立方式で投資資金を増やす

投資信託は時間(投資期間)を長く設定することで大きな利益が得られます。もうひとつ重要なポイントがあります。

それは、投資信託をコツコツ積み立てることで、利益に影響する3要素の1つである投資資金を増やすことができるということです。

積立も、時間を活用した投資手法のひとつです。投資信託は少額で購入できるため、月々投資できる金額は小さくても、長く続けることで着実に資産(元本)が大きくなります。

また、積立によって投資資金が増えていくと、資産が増えるスピードも上がります。例えば、投資資金が10万円の時の利益は、利回りが5%だったとして5千円です。「なかなか増えない」と感じる人も多いことでしょう。

しかし、100万円になれば利益は5万円です。投資の利益は「投資資金×利回り×投資期間」ですから、投資金額が増えるほど利益が大きくなり、資産が増えるスピードも上がっていくのです。

月々1万円ずつ積み立てていく場合、100万円になるまで8年ほどかかります。しかし、月2万円なら4年、月3万円なら3年以内で到達します。そのため、投資信託の積立では、長く続けることと、月々の積立額をなるべく増やすことが効果アップのポイントといえます。

投資資金をコツコツ増やす

月々投資できる金額に限りがあっても中長期で積み立てればまとまった資産に。投資効果も大きくなります。

投資の利益の計算式

時間をかければ積立方式で投資資金が増やせる

積立5年で年3%の利益が出た場合

月々の積立額 投資資金 利益/年
10,000円 600,000円 18,000円
30,000円 1,800,000円 54,000円

利益を増やすには月々の積立額を増やすのが効果大

買うタイミングを分散する

積立でもうひとつ重要なのは、分散効果が働くことです。

コツコツ積み立てるということは、購入のタイミングを分散するということです。そのため、投資先を分散するのと同じように、値動きの影響を受けにくくなります。

例えば、月々1万円ずつ投資信託を買うとしましょう。すると、1口1万円の時は1口買えますし、5千円に下がった時は2口、2万円に上がった時は0・5口買うことになります(話をわかりやすくするため、値動きの幅を大きく、口数も簡略化しています)。

分散投資効果を高める

投資先の分散により、1つ1つの銘柄の値動きに影響を受けにくくなる

購入のタイミングを分散することで、日々の値動きの影響が小さくなる

安い時に多く買い高い時に少なく買う

このような買い方をしていくことで、安くなった時に多く買い、高い時には少しだけ買うことができます。投資の基本である「安く買って高く売る」の「安く買う」(安い時にたくさん買う、高い時には少ししか買わない)という作業が、積立によって自動的にできるわけです。

積み立てている投資信託が値下がりした場合、保有している投資信託の価値は下がります。しかし、安く買い増すことができます。

逆に、値上がりした時は買い増す量が減りますが、保有している投資信託の価値が上がり、資産が増えているはずです。結果、積立をしている人にとっては、上がっても下がっても良い状態になります。

また、バランス型の投資信託で積立をすれば、おまかせでリバランスやスイッチングもしてくれるので、自分自身でポートフォリオを考えることもなく、値動きに一喜一憂したり、値動きの動向を予測する必要がなくなるのもメリットとなります。

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