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FXで大きなリターンを狙う 証拠金を預けて大きな取引ができる ~いろいろな運用法でお金を増やす(1)~

FX取引の基本的な仕組み

FX(外国為替証拠金取引)は、外貨取引で、より大きなリターンを狙いたい人に人気の取引です。まずはFXの仕組みと、ビギナーの人には耳慣れない専門用語の意味を押さえておきましょう。

FXの特徴のひとつは、「証拠金取引」であるという点です。証拠金は、分かりやすくいうと担保のようなもので、FX口座に預けたお金を担保にして外貨取引を行います。

例えば、米ドル/円の取引を行う場合、まずは米ドルを買うか売るか決めます。この選択をすることを買い(または売り)ポジションを建てるといいます。

取引が成立したら、タイミングを見計らってポジションを精算します。利益が出た場合は証拠金にプラスされ、損失が出た場合は証拠金から引かれます。つまり、利益・損失が証拠金にのみ反映されるわけです。この仕組みのことを差金決済といいます。

取引によって変動するのは証拠金の額だけですので、買いポジションを建てたとしても、実際に外貨を保有するわけではありません。また、買った外貨を使うこともできません。ここが外貨預金との大きな違いです。

証拠金取引の仕組み

FXは、証拠金を使って外貨を取引します。外貨預金のように実際に外貨を保有するわけではありません。

差金決済と証拠金の関係

FXの買いポジションは、外貨預金と同様に円安に動くことで利益が発生します。利益・損失は証拠金に反映されます。

少額の資金で大きな額の取引が可能

FXでもう1つ特徴的なのはレバレッジ取引ができることです。レバレッジは「てこ」の意味を持つ言葉で、FXのような証拠金取引では、少額の証拠金で大きな額の取引を行うことを指します。

FXで重要なのは、為替変動によって証拠金がどう増減するかですので、実際に外貨を売買するための資金を用意する必要がありません。 例えば、米ドル/円が110円のときに100万円分のドルを買った場合、米ドル/円のレートが100円になると約10万円の損失が出ます。

この損失を証拠金で決済できればよいわけですから、10万円の証拠金で100万円分の外貨取引ができるのです。

レバレッジが大きいとリスクも大きくなる

現状の国内のFX取引では、最大25倍のレバレッジをかけることができます。つまり、4万円の証拠金で100万円分の取引ができます。この点は少額で投資したい人にとって大きなメリットといえるでしょう。レバレッジをかけることにより、手持ちの資金の効率を高めることができるのです。

ただし、レバレッジが大きくなるほど、値動きの影響も大きくなります。例えば、米ドル/円が100円の時に10万円分の外貨預金をした場合、米ドルが1円下がったときの損失は1千円です。しかし、レバレッジ10倍なら1万円、25倍なら2万5千円の損失になります。

レバレッジ取引とは

慣れるまではレバレッジを低くする

そのため、為替変動のリスクと資金管理に細心の注意が必要となります。株価と比べると為替レートの急変は緩やかではありますが、相場の変動に備えて、レバレッジを低くしたり、投資額を少なくしたり、ポジションを建てる期間を短めにして、細かく利益確定・損切りするのがよいといえるでしょう。

損切りとは、FX取引で一定の水準以上の損失が発生した場合に、さらなる損失の拡大を防ぐため保有ポジションを強制的に決済することで、最低限の資金を温存するための制度です。

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