新しい歴史を紡ぐ歌舞伎　貴重な時間を共有できた

ダイナースクラブは、2022年12月15日に会員限定で「十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台」の貸切公演を行った。 江戸歌舞伎の代表的な成田屋、市川團十郎の襲名披露といえば、歌舞伎界にとっても重要な舞台。さらにテレビでも活躍している市川海老蔵の襲名ときた。

入手困難なチケットに加え歴史ある歌舞伎座を貸し切りにしたので、歌舞伎を初めて観に行く人も、気兼ねすることなく楽しめた。 昼の部のプログラムは3幕構成。いずれも十三代目市川團十郎襲名を祝う出し物。

市川團十郎は歌舞伎界を代表する名跡である。團十郎が登場したのは、二つめの出し物『京鹿子娘二人道成寺』。白拍子の娘2人(尾上菊之助、中村勘九郎)が舞い踊る作品だが、最後に花道から團十郎が出てきて真ん中で大見得を切る場面に。

これは「押戻し」という悪霊退散の合図となる。ここで十三代目へ向け劇場指定の関係者から「成田屋!」の掛け声が飛ぶ。この掛け声は、見聞きしたことがある人は多いはずだ。

その新團十郎の存在感たるや歌舞伎を初めて観る人でも感じるほどだろう。三幕目『毛抜』では、長男の新之助が登場した。

歴史的な舞台観劇には、地方から来る会員たちも多く、空港ラウンジやレストラン、ホテルなどダイナースクラブが提供する特典を利用した人も多いだろう。ときには還元率や年会費だけでなく、サービス中心にカードを選んでみてもいいかもしれない。

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