Loading...

クレジットカード・スマホ決済・電子マネーの総合情報サイト

2023年版 注目&新登場クレジットカード特集(1)

2023年、注目したいキーワードは「毎日の暮らしを豊かにする」

 

2023年注目のキーワード


・サブスク会費
・カードレス
・ナンバーレス
・ポイント用途
・日常サービス


2022年はクレジットカード業界が大きく変化した年といっても過言ではありません。クレジットカード各社も、あの手この手で会員に新たな魅力を発信した印象が強く残ります。

最たるは、2022年9月に登場した「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」。従来のスタンダードカードを10年ぶりにリニューアルしただけでなく、さらに月会費制というサブスクを導入しています。2022年新たに発行されたNL(ナンバーレス)やCL(カードレス)も来年さらに拡大していくでしょう。

サービス面では、ポイント高還元率競争の激化が挙げられます。さらにポイントの使い道も幅広くなりました。商品やマイルへの交換だけでなく、SDGsに対応カードが登場したり、健康維持のサービスに交換できたりと日常生活を豊かにしてくれるサービスへと変化しいます。クレジットカードの使用頻度が高まった結果、ポイント交換以外の日常に関係するサービスの向上が2023年も進んでいくと思います。


 

ポイントの新たな使い方提案


2022年新規発行されたクレジットカードや、新たにスタートしたサービス・優待の傾向は、ユーザーに対して「ポイントの新たな使い方提案」といってもいいでしょう。 コロナ禍でキャッシュレス決済が加速し、これまで使っていなかった人もクレジットカードや電子マネーを使用するようになりました。その結果、ポイントが貯まります。

しかし高額商品と交換するまで貯まらず、使い道なく困っているユーザーも少なくはありませんでした。そこでポイントの使い道を新たに提案する流れに至ります。 例えば三井住友カードは、銀行と連動する「Vポイント」を専用アプリでキャッシュレス決済に使えるようにしたことで、日々の買い物でポイントを消費できるようになりました。 ほかにも施設でのポイント利用やプチ投資などにも用途は広がり、自分自身のために使える感覚が強まりました。

この流れは2023年さらに需要が高まっていくと思われます。 毎日の暮らしの中にキャッシュレス決済が溶け込めば溶け込むほど、ユーザーのリテラシーもどんどん高くなり、カード会社も対応すべく新しい取り組みが生まれてきそうです。
 

NLとCLカード違いと課題とは?


2022年クレジットカード業界では、カード券面から番号をなくしたNL(ナンバーレス)と、プラスチックカードが発行されないCL(カードレス)が注目されました。どちらもキャッシュレス決済の促進に貢献しましたが、今でもスマホを持たない人は使えないという問題が残っています。

NLでカードがある場合も番号や各種情報はWebや専用アプリで確認する必要があります。CLは発行から使用・管理まですべてスマホアプリで行うことになります。そのためアプリを使いこなせる人たちは利便性が高まり重宝していますが、パソコンやスマホを使わない人や持っていない高齢者には手の出せないクレジットカードになってしまっているというのが現状です。

最近は、NLやCLでなくてもカードをスマホに登録してカード自体は家に保管するケースも増えています。今後この流れは逆行することはないでしょう。

関連記事

もっと見る