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ライフステージで考える人生の三大支出

人生の三大支出を中心にマネープランを考える


ライフステージにあわせたマネープランを考える上では、「人生の三大支出」といわれる「教育資金」「老後資金」「住宅資金」の3つの支出を知っておくことが重要です。この3つの支出は大きな金額であり、また、必要になる時期や金額がある程度分かっているので、この三大支出を中心にマネープランを考えることが大切になってきます。



まず「教育資金」と「老後資金」を考える


日本政策金融公庫の調査によると、「教育資金」は、幼稚園から大学まですべて国公立だとしても、平均約1025万円かかります。学費は必要となる時期と金額が分かるので、早めに準備することが大切です。

「老後資金」は、自分が何歳まで生きるのか分からないので、いくら用意すれば安心した老後を過ごせるのか明確でありません。最近では「人生百年時代」という言葉をよく耳にしますが、長生きがリスクとならないように余裕を持った準備が必要となります。総務省の「家計調査」によると、65歳以上のリタイアした夫婦(無職)では、生活費が月に約1万8500円不足という結果が報告されているので、仮に100歳まで生きるとすると、65歳から100歳までの35年間で不足する金額は約778万円となり、急な入院費や介護費などを含めると、この金額の倍程度が必要となるでしょう。

 

住宅ローンは支払額や期間などを自分で選べる


次に「住宅資金」は、国土交通省の調査によると、住宅を購入する場合の金額は、注文住宅で全国平均6315万円、分譲マンションでも全国平均4929万円と、まさに人生最大の買い物となります。ただし、他の支出と違って、住宅ローンを組む時には、「借入金額」「返済期間」「金利型」を自分で選ぶことができます。そこで、将来の収入に不安がある人や他の資金が不足している人は、現在の収入でも余裕をもって支払える物件を選ぶことで、無理のない返済計画を立てることができます。



※低金利時代最後のチャンス!? 住宅ローン かしこい借り方・借り換え方(2022年8月30日 発売)掲載記事を転載

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