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景気を左右するインフレ・デフレとは

インフレ・デフレの影響とは


買い物に行ったときに、目当ての物が考えていた値段よりも安かった場合、人は迷わずその商品を購入しますが、高かった場合は買うのをやめる人もいるでしょう。モノの値段によって消費者は商品を買ったり買わなかったりします。

私たちの生活に影響を与えるものが物価です。そして物価の変動は景気に大きな影響を与えます。 モノの値段が上がり、お金の価値が下がっている状態を「インフレ」、反対にモノの値段が下がり、お金の価値が上がっている状態を「デフレ」といいます。


 

デフレになると 給料が下がる?


モノの値段は安いほうがいいと考える人が多いと思いますが、実はデフレは経済面から私たちの生活に大きな影響を与えます。

まず物価が下がるということは、モノは売れますが、企業に入る利益が少なくなります。そうすると企業で働く人の給料が上がらず、場合によっては会社が倒産し失業者が出ることも。結果、消費が進まなくなります。

また、デフレが続くと、消費者はさらに安い価格を求めます。そしてその期待に応えるため、企業は物価を下げざるをえなくなります。結果、高い物が売れなくなり、消費行動が減退します。

こうした悪循環が経済全体に影響をおよぼし、不景気となり、最悪の場合は経済が破綻することになります。この悪循環を「デフレスパイラル」といいます。つまり、デフレは経済にとってメリットはないといえるのです。

インフレ時は、企業に入る利益が増え、給料が上がり、消費が進んでお金が回ることで経済が発展します。大幅なインフレでお金の価値が下がりすぎると、買い控えという状況を招き、デメリットとなりますが、適度なインフレは景気にプラスとなります。

このように、物価と私たちの消費活動には大きな関係があるのです。



 

インフレ・デフレに 適している投資とは


インフレになると、企業の売上がアップしますので、企業の価値となる株価が上がります。

また、住宅を購入する人も増えるため、不動産価格も上がる傾向があり、不動産投資が活況となります。

それに対してデフレ時は、金利が下がることから債券への投資が適しています。債券価格は金利が低下した場合には上昇傾向となるからです。

このように、インフレ、デフレを理解することで、世の中の経済状況に見合った投資をすることが可能となるのです。



 

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