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時間(投資期間)を味方につける

投資の成果を決める3つの要素


 投資信託は分散投資効果が高く、その分だけ株などと比べてリスク・リターンが小さくなります。

 そのため、利益を得るためには時間を味方につけることが重要です。中長期で保有することで、ローリスクの状態を維持しながら、利益を積み増していくことができます。

 では、投資期間はどれくらいを目安にすればよいのでしょうか。

 まず押さえておきたいのが、投資の成果(利益)は「投資資金×利回り×投資期間」の3つの要素で決まるということです。




 

投資先によってリスクが異なる


 投資資金は、基本的には多いほど有利です。例えば、1年あたりの利回りが3%だった場合、投資資金10万円の人の利益は3千円ですが、100万円なら3万円になります。そのため、投資を始めたばかりの時は「資産が増えた」「儲かった」という実感が湧きづらくなります。このじれったい期間を乗り越えることが重要で、資産が増えるにつれて、資産が増えるスピードは上がっていきます。

 利回りも高いほど有利です。仮に投資資金が十分で、中長期で投資したとしても、預金のように利回りがほぼゼロであれば資金はほとんど増えません。

 その点で比べると、預金よりも債券(国債など)の方が利回りが良く、投資信託はさらに高い利回りが期待できます。

 投資信託の中では、債券で運用するものよりも株で運用するもののほうが利回りが高くなりやすく、国内と海外の商品では、為替レートの変動が影響するため、国内の商品で運用する投資信託よりも、海外の商品で運用する投資信託のほうが利回りが高くなりやすいといえます。

 ただし、投資信託の利回りは確定していませんので、元本割れするリスクがあります。

  大きな利回りが期待できるものほど、損失が出る可能性も大きくなる点に注意が必要です。




 

時間を味方につけてじっくり資産を育てる


 投資資金と利回りが同じであれば、投資期間が長い方が有利です。利回りがプラスであれば利益は時間とともに増えていきますし、時間をかけることができるのなら、ローリスク・ローリターンの商品でも大きな利益を生み出すことができます。投資信託は、この特徴を生かすことができる商品といえるでしょう。

 投資というと、株や仮想通貨の短期売買のように、瞬間の値動きを捉えて大きなリターンを狙う取引を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、投資信託の運用は、瞬間ではなく中長期を前提としたほうがうまくいきます。

 利回りは重要ではありますが、分散投資が効いている分、株や仮想通貨のように大きな利幅(値動き)は出ません。そのため、時間をかけることが資産を増やすためのポイントになるのです。

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