「菅井ノート・先手編」早くも増刷決定!!


みなさま、こんんちは。将棋書籍編集部です。

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おかげさまで、『菅井ノート・先手編』の重版が決まりました!!

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発売からわずか2週間での増刷決定に、編集部の喜びもひとしお。お買い上げくださった皆様には、心より御礼を申し上げます。

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以下は今週の週刊将棋に掲載されたブックレビューから。

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 菅井竜也五段が自らの研究を披露し、好評を受けている『菅井ノート・後手編』の続刊、『先手編』が発売になった。
 メーンは先手石田流。急戦、持久戦、VS角交換型、VS△1四歩型の全4章で、新研究をわかりやすく解説している。
 中でも、「▲7六飛早浮き型(第1図)」には思い入れがあるようだ。

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 初めて用いたのが著者だったため「菅井流」と呼ばれるが、江戸時代に指された記録もあるそうで、「100年以上の時を経て▲7六飛を復活させることができたことは、現代に生きる棋士として大きな誇り」だという。
 第1図から、△8八角成▲同銀と進んだ局面で後手には3通りの手段があり、△4五角と△3二銀は先手指しやすく、△2二銀には▲7七桂△3三銀▲4八玉△6二銀▲7四歩に△7二金なら、▲7三歩成△同銀▲6五桂(第2図)で先手が優勢、とある。

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以下△6四銀には▲7一角、△6二銀なら▲7四歩~▲7三角だ。手順中△7二金では△7四歩が良く、互角の形勢が著者の結論だ。
 石田流のほか、先手中飛車、相振り飛車の章にも新研究があり、現代振り飛車をマスターしたい、という方には必携の書になりそうだ。

(草)

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