明日発売の「決定版!入門その後の最速上達法」。
以前ご紹介したように、入門したばかりの方が上級者を目指すための書籍です。
入門を卒業したら、まずは19路盤で終局まで打てるようになりたいですよね。
その方法として、著者の石倉九段が提唱しているのが「決め打ち碁」になります。
19路盤を最初に打つのに一番のネックになるのがその盤面の広さ。
そこで、慣れないうちは形が決まった局面から打ち始める、というのが「決め打ち碁」です。
利用する模範対局には、19路盤での典型的な布石や定石が含まれています。
同じ局面を繰り返し並べるうちに、自然と一定の型を身に付けることができるということですね。
本書では100手までの手順を50ページかけて詳細に解説しています。
一局がどういったストーリーで進行していくかが分かる構成になっているので、19路を打つうえでよい参考になるでしょう。