堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊|将棋情報局

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講座 対振り飛車

堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊

発売日:2017-06-19

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:224ページ

難易度:初級~中級

ISBN:978-4-8399-6218-0

若手精鋭による対振り飛車新戦法!

★サイン本は終了しました

第47期新人王戦決勝三番勝負第2局。

石田直裕四段の四間飛車に対し、増田康宏四段は▲6六角から見たこともない駒組みで序盤から圧倒的な優位を築き、最後は鮮やかな詰み。初タイトル新人王を勝ち取りました。

増田四段の使った作戦は銀冠穴熊。しかもただの銀冠穴熊ではありません。

旧来の左美濃からの発展形としての銀冠穴熊ではなく、最初から銀冠穴熊を含みにします。▲6六角から角道を開けたまま駒組みするのがポイントで、相手の△6五桂の両取りを防ぎつつ堅く囲うことができるという仕組みです。

相手が無理な動きをしてくればそれをとがめればよし、持久戦になれば自玉は無類の堅陣となります。

実は、この「対振り銀冠穴熊」はコンピュータが指しはじめたもの。増田四段がたまたまアマチュア将棋ファンのブログを見て知り、プロでも通用する戦法に仕上げたといいます。

まだ誕生して間もないものの、駒組みがわかりやすく、狙いがシンプルな戦法なので、アマチュアでも十分指しこなせます。何しろ堅陣に囲えるので勝ちやすいのが大きな魅力でしょう。

本書で増田流銀冠穴熊をマスターして、ぜひ振り飛車対策の一つとして加えてください。

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