角交換四間飛車で勝つための24の心得
発売日:2015-06-13
販売元:マイナビ出版
判型:四六判
ページ数:224ページ
難易度:初級~中級
ISBN:978-4-8399-5604-2
★サイン本は完売しました
角交換四間飛車が流行しだして、約10年。
初めは後手番の作戦と思われていた角交換四間飛車も、今や先後どちらでも有力な「振り飛車のエース」といえる戦法になっています。
角交換四間飛車は互いに角を持ち合ったまま戦いを進める特殊な戦型です。序盤の駒組み、中盤の仕掛け、終盤の寄せ合い、それぞれの場面でこの戦型特有の手が存在し、従来の振り飛車と同じ感覚で指してしまうと失敗することも多い形です。
本書はそんな角交換四間飛車独特の感覚を養うための一冊。
「手順の暗記」ではなく「考え方を身につける」ことを主眼としています。角交換四間飛車で好成績を残している安用寺孝功六段が本戦法を指す上でのコツ、考え方を、「24の心得」としてまとめています。
序盤、中盤、終盤それぞれで使える心得を初手からの手順を追って詳しく解説しており、心得を追っていくだけで、一局を通しての角交換四間飛車の指し方が身につくようになっています。
「腰掛け銀には▲7六銀」
「銀冠の急所は3三桂」
「向かい飛車には銀を繰り出せ」
「△7九角の強襲には飛車をさばけ」
「△7四歩には▲7五歩の歩交換」
「逆棒銀がダメなら左銀は中央へ」
実戦はなかなか想定通りにはいかないものですが、考え方さえ分かれば、もう急所の一着を逃すことはありません。
安用寺六段が授ける24の心得を全て極めたとき、自信を持って角交換四間飛車を指せるようになっているはずです。
著者プロフィール
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安用寺 孝功(あんようじ・たかのり)
1974年8月30日生まれ、京都府宇治市出身。
1988年6級で森信雄七段門。
1999年10月1日、四段。
2009年2月10日、六段。
多彩な振り飛車を指しこなす振り飛車党。力戦形をいとわず、力強い指し回しを見せる。
第67期順位戦で9勝1敗の成績でB級2組に昇級。
竜王戦は5組。
今回が初の著書となる。
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