棋士の才能 ―河口俊彦・将棋観戦記集―
発売日:2017-02-23
販売元:マイナビ出版
判型:A5判
ページ数:384ページ
ISBN:978-4-8399-6236-4
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指せなくても楽しめる!観る将のための将棋書籍本書は、自らも棋士でありながら、将棋ライターとして多くの素晴らしい観戦記を遺し、2015年に亡くなった河口俊彦八段の観戦記を書籍化したものです。
日経新聞紙上に掲載された王座戦の観戦記から51局を厳選して収録しています。
天才といわれる棋士たちの才能を愛し、彼らの指す一手一手を礼賛しながらも、一方でトップだけでなく、全ての棋士を優しい視線で描き続けた河口八段。
随所に大山、升田、中原、米長といった歴代の大棋士のエピソードを散りばめられているのも河口八段にしか書けない観戦記の特長です。
本書には2001年以降に書かれた観戦記から、タイトル戦を中心に51局を収録しています。
渡辺明19歳の挑戦、久保、森内、中村太、豊島といった歴代挑戦者を次々に連破する羽生善治。
そして、羽生―渡辺戦で現れた将棋史に残る名手△6六銀。
将棋の内容はもちろん、河口八段が名局、名場面をどう綴ったか、その描き方も含めてぜひ読んでいただきたい一冊です。
著者プロフィール
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河口 俊彦(かわぐち・としひこ)?
1936年11月23日生まれ。神奈川県横須賀市出身。?
1951年6級で(故)小堀清一九段門。?
1966年10月四段。?
2000年4月七段。?
2002年3月、現役引退。?
2015年1月30日、腹部大動脈瘤のため死去。享年78。追贈八段。?
?将棋大賞は2004年度、東京記者会賞。?
順位戦ではC級1組に19期在籍。?
現役棋士時代から将棋観戦記やエッセイなどの著述活動で知られる。?
「将棋マガジン」誌に連載された「対局日誌」シリーズで注目され、以来対局に臨む棋士の心理を描き続ける。現在は「NHK将棋講座」での連載コラムなどで健筆を振るう。?
著書は「盤上の人生 盤外の勝負」「升田幸三の孤独」「最後の握手」(マイナビ出版)「新・対局日誌1~8」(河出書房新社)、「大山康晴の晩節」(飛鳥新社)、「一局の将棋一回の人生」(新潮社)、「覇者の一手」(日本放送出版協会)など多数。
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