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正しい定跡手順を覚えよう!「全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド」より

長岡裕也五段の新刊「全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド」を一部ご紹介

12月26日に「定跡ナビゲーター」の異名を持つ長岡裕也五段の新刊「全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド」が発売されます。

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長岡先生と言えば永世七冠を達成した羽生先生の研究パートナーとしても知られる序盤の大家。羽生先生と長岡先生の研究手順がタイトル戦で現れることも珍しくないとか。

さて、本書はその長岡先生が全戦法の定跡手順を初手から1手1手解説するものです。特に初中級者の方にとっては定跡書のバイブルになるでしょうし、上級者の方も定跡手順をおさらいするのに重宝するのではないかと思います。

本書には「矢倉」「角換わり」「横歩取り」「相掛かり」「四間飛車」「石田流三間飛車」「中飛車」「角交換四間飛車」「相振り飛車」と合計9つの戦型が解説されていますが、今回、この中から第8章の「角交換四間飛車」の一部を紹介してみたいと思います。


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画像だと少し見づらいですが、8八の角のマスがグレーに色付けされています。これはこの局面で動かすべき駒を示しています。長岡先生の発案によるもので、「この本は問題に対して正解は何かを問うものではなく、きちんとした定跡手順を覚えてもらうための本なので」ということで、これまでの将棋書籍にない親切設計になっています。

では、ここで角を動かす手とは何でしょうか?

<正解>
▲2二角成(解答図)

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<解説>
△4二玉に▲2二角成(解答図)が、作戦の骨子となる大事なタイミング。△3二玉と寄られてからでは、角交換に△2二同玉(参考図)と取られる可能性がある。自分から角を交換する四間飛車なので、角交換四間飛車と呼ばれる作戦だ。

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では、次の問題、いってみましょう!

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<正解>
▲8八銀(解答図)

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<解説>
8筋を放置して▲2八玉としてもすぐに△8六歩とされるわけではないが(▲8六同歩△同飛▲7七角の反撃がある)、△3二玉(参考図)と寄って次に△8六歩がある。▲8八銀(解答図)として8筋を備えるのが万全の駒組みだ。

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さあ、次が最終問題です!

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<正解>
▲7七銀(解答図)

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<解説>
▲7七銀(解答図)が8筋への備え。居飛車編の矢倉と同じく、7七の銀が8六を守っているのだ。
 少し戻るが、前問の▲8八銀では▲8八飛(参考図)もある。次に▲6八銀とすればよい形で、△3三角の自陣角には▲7七角と合わせることになる。

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・・・いかがでしたか?

3問だけでしたが、それぞれの手の意味がよく理解できたのではないでしょうか?
 
(1問目)後手玉が△4二玉と動いたときに▲2二角成として角を交換する

(2問目)すぐに8筋から仕掛けられるわけではないが次に△3二玉~△8六歩があるので、それに備えて▲8八銀と上がる

(3問目)△3二玉として来たので、次の△8六歩を受けるために▲7七銀と上がる。ちなみに▲8八飛と飛車で受ける形もある。

と、このような流れでした。

本書にはこのような問題が180問収録されています。

ちゃんとした定跡手順を学ぶことが将棋上達のスタートです。
本書はそのための最良の手引書になると思います。

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